米は種

全国のフレンドの皆様、超おはようございます。
愛とパワーを与える百姓若旦那、中川吉右衛門です。
お米ってなんだかわかりますか。
お米は主食。
お米は日本人の心。
お米は炭水化物。
などなど。
いろいろ言い方や考え方がありますよね。
でも、もっと本質的なことを言うと、
「お米は種」
です。
穀物は全部そうですね。
大豆も種です。
そばも種。
むぎも種。
だから、食の根幹を成すんです。
最も多く収穫でき、最もエネルギーが高いから。
でも、そのほとんどが、我々人にとっては、そのまま食べられないものばかり。
そこで、火を使い、煮たり、焼いたりと、調理する知恵が生まれました。
また、それを粉にしたり、乾燥させたりする知恵と技術も同時に生まれている。
これが、今にまでつながる技術や料理の始まりです。
いろんな方とお話をする中で、僕はこの最もシンプルで根源的なものに、気がついていない人がたくさんいることに気がつきました。
そう。
冒頭で言った、
「お米は種」
ということです。
これを話すと、ほとんどの方が
「ああ・・確かに!言われてみればそうか!そうですね。」
という反応をする。
ここが抜けているってことが、やっぱり農と食の必然的なつながりが薄くなっているのだなぁと感じるわけです。
種である。
という思考がスッと入ると、お米一粒一粒に対する見方が変わります。
あの一粒の種を蒔き、育てると、何粒になると思いますか。
稲ならば2000粒ぐらいと言われています。
2000倍ですよ!
これ凄くないですか?
これが、ヒエやアワならば、もっともっと多い。
粒が小さいので。
まさに「一粒万倍」。
その2000倍になるために、最も重要で、最も大切なことは何か!?
といえば、
「ネ」が出て「メ」が出るということ。
(これ順番がとても重要です。ネ→メの順が超絶大事です!)
命の始まりの初期育成。
要するに苗になるまでの間。
そのスタートダッシュのエネルギーのすべてが、あの小さな小さな一粒に全部濃縮、凝縮されて詰まっているのです。
なんて素晴らしく、美しい生命の力だと思いませんか。
なので、お米を例に出しますが、
「お米を食べる」
ということを、そう言った本質的なことに気がつかないでいると、お米をその特徴とか、外側の要因でしか見ないので、結局「栄養学」とか、どういた栽培法なのかとか、無農薬だとか、無肥料だとか、有機なのか、自然なのかなどに囚われます。
その上っ面の部分で右往左往するんです。
あっちがいいとか、こっちがいいとかね。
そうじゃないんですよ。
僕は。
僕は、語弊があるでしょうし、でも、あえて誤解を恐れず言わせていただきますが、
「栄養なんてない」
って思っていますから。
どうでもいいんです。そんなこと。
「在る」とするならば、僕が見ているもの、感じているものは、
「生命のエネルギー」です。
栄養なんてない。
と決めてしまえば、じゃあなんで食べるのか?
じゃあどんなもの食べるのか?
という答えは、
だからこそ!
「エネルギーの高いもの」
を食べる。食べたい!
ということになる。
そのエネルギーの根源は、
「お米は種である」
です。
僕のお米はね。
『超絶エネルギーが高い』
です。
農薬も肥料も使っていない自然栽培である。
ということももちろん関係あります。
でも、それ以上に関係があること。
それは、僕が誰よりもこの稲たち、お米たちを愛しているからですよ。
世界で一番、僕がこのお米たちを愛しているんです。
その力は計り知れない。
まさに無限の力。
それが稲に、お米に種として伝わっているに決まっているじゃないですか。
それがより良い種となって、次世代に繋がっていく。
なので、
「僕たちは自然に生かされている。」
と、よく聞きますが、これだけの理解と思考しか持たない人が多すぎる。
でもこれだけでは半分です。片手落ちです。
本当はこうです。
「僕たちは自然に生かされている。そして僕たちもまた自然を生かしている」
です。
そう、胸を張って言えるのは、自然と真摯に向きあって農をやっている百姓だけでしょう。
だから、本当の百姓はかっこいいんですよ。
今の暮らしの中で、「自然に生かされ、また自然も生かしている」
と思える方。
どれぐらいいますか。
そう思える人が増えていくだけで、世界なんてあっという間に変わるんです。
ですので、皆様。
まずはそう言ったお米を食べてみて、それを理屈抜きに感じてみることをお勧めいたします。
そんなお米ってどこにあるんですか?!
もう、わかりますよね。
中川吉右衛門米を食べてみればいい。
皆様のご注文、お待ちしております。
皆様、人生で大切なものは愛で、それ以外ないでしょ?の素敵な1日を!
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