気がついたらそれが合図だ!
全国のフレンドの皆様、超こんにちは!
愛とパワーを与える百姓、中川吉右衛門です。
「田ごしらえ」という言葉があります。
稲づくりでも、米作りでもなく、「田ごしらえ」です。
これは、僕の中では稲を植える前の田んぼを整える仕事です。
で、この田んぼの状態というのは、「田」になっていないんですよね。
まだ。
その田んぼに稲が植わって初めて「田んぼ」になるんです。
これ、面白いでしょ。
で、こういうところが、いちいち大事なんです。
今の僕の状態では、稲は苗代で生きていて、これは「苗」じゃないですか。
で、僕がやっている仕事は「田ごしらえ」で、これが整ったら、いよいよ苗代で生きている苗っこたちを、田に「放つ」わけです。
「今まで窮屈な思いをさせたね〜。これからはのびのびと思いっきりダイナミックに根も葉も伸ばすんだよ〜」
という「想い」で。
だから、苗は「放つ」のです。
栽培は、「独り立ちさせていく」を基本としなければ、どっかでおかしなことになるので、こういう言葉一つでもめっちゃ大事なんです。
それが、その人の思考と行動に繋がっているので。
でも、田んぼの場合は、やっぱり植えるという意識が強いですね。
で、ここでまた考えてみて欲しいのですが、
稲を田んぼに植えるのに、
「稲植え」とは言わない。
「田植え」と言いますよね。
これは、なぜなのか?
です。
これが、先に僕が言った、稲が植わっていない田んぼは田にあらずにつながるわけです。
田植えとは、その昔一年を通じて、最も重要かつ神聖な作業だったのです。
田の神様と早苗がつながる。
そうして初めて、その場所(田植え前の田)に「生命」が宿ってくるような感覚とでもいいましょうか。
そして、田んぼになるんです。
そういうものなのです。
そういう諸々の感覚や感性、心。それをひっくるめて「情緒」というのではないかと僕は思うんです。
今の田植え風景には、その情緒がなくなってしまって久しい。
機械化が進み、仕事の効率も格段に上がり、一軒の農家の仕事処理能力は昔の10倍以上になった。
便利な農薬も除草剤もできて、管理がとても楽になった。
それを完全に否定するつもりはない。
でも、それによって、失われたもの。
それが、僕はとても惜しい。
惜しくてならない。
でも、そのなくしてしまった部分にこそ、僕は「農」の最大限の魅力と愉しさと豊かさ、そして夢があると確信している。
かくいう僕も、ほとんどの仕事を機械で、田おこし、代掻き、田植え、稲刈りをするのだから、情緒がないと言われればそれはそうです。
でも、その感覚を持っているか否かで、全然違う世界を生み出すことができる。
それを、現代に取り戻し、この神聖な田んぼをめいいっぱい使い、真剣に遊びます。
それが、6月18日に行われる、
「世界の黒澤をみんなで超えるお田植え祭2016」
です。
田植えを、いや、「農」をエンターテイメントの領域まで、みんなで昇華させ、農と食と百姓の価値とステージを底上げしていくことで、日本の農に、勇気と元気とやる気と、何よりも「夢」を与えることで、新しい風と渦を巻き起こします。
百姓の皆様。
食の大切さを訴えている皆様。
農と食の本質に気がついた皆様。
僕たちは、すでに全てを持っているのです。
仲間も、夢も。
わかるでしょ?
だとしたら、トップギアで最高の生き様見せていきましょうよ。
最高のパフォーマンスで、夢与える人間になりましょうよ。
それが、気がついたあなたの人生の醍醐味ですよ!
皆様、どっちがいい?与えられる人生と与える人生。
愛も夢も勇気もお金も全部一緒同じだろ!?の素敵な1日を!
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