愛に鞭はいらないけど、稲っこに愛はいる!
全国のフレンドの皆様、超おはようざいます!
愛とパワーを与える百姓、中川吉右衛門です。
「愛の鞭」って言葉がありますが、本当にそうですかね?
愛に鞭はいらなくないですか笑
でも、稲っこに愛はいるので、僕は踏みつけます!
踏みつけて、重い角材を引っ張り回します。
今の稲っこたちは、ちょうど小学校入学ぐらいでしょうか。
社会に出て行く厳しさをガツンと与える時期になりました。
もう毎年恒例の、僕の苗の恒例行事に成っています。
僕がこの木材を持ってきた瞬間に、稲っこたちの声が聞こえるようです笑
「やべ!!!旦那があの木持ってきたぞ!てことは、また踏みつけられる!!みんな、準備はいいか!」
って感じで。
踏みつけて踏みつけて、真の強さを持つ稲に育てるのは、種を繋ぎ、種を下ろした、僕の責任です。
だから、踏みつけます。
茎が折れようが、葉っぱが千切れようが、関係ありません。
ここからまた起き上がって図太く図太く生きる生き様がないようでは、到底自然栽培の田んぼの大海原でたくましく生きていくことは難しいでしょう。
肥料やるわけでもなく、薬で守ってもらえるわけでもない。
自然と栽培の交わった、最も厳しいところで、この稲たちは生きていくのですから。
というわけで、稲っこの踏みつけ。
今年も始まっております。
でも、こんな精神論だけで僕は踏みつけているわけじゃないんです。
その裏付けがあってやっている。
そう考えると、これは愛ではないのか?
愛情ベースではなく、損得ベースなのかもしれません。
何せ、これは技術ですから。
しかし、苗っこは厳しく育てる。
が、僕の哲学ですから、ここはブレずに行きます!
皆様、愛には、対効果なんてない!の素敵な1日を!
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