山形県民が誕生の地に立つ

【 山形県民が誕生の地に立つ 】

全国のフレンドの皆様、超こんにちは!
愛とパワーを与える百姓、中川吉右衛門です。

山形県民が生まれた場所ってどこだと思いますか?

は!?そりゃ住所が山形県で生まれたら、山形県民だろ?

ってお話じゃないんです。

それは今現在そうでしょうが、僕が聞いているのは、そんな時間軸の話ではなく、太古の昔からこの地に住む、遠い遠い我々の先祖たちのお話です。

僕はつい先日、この地に住む我々の原点。
誕生した場所に行く機会があり、行ってきたんです。

そこで、ものすごい衝撃と、ものすごいエネルギーを感じ、それを頂き、帰ってきたんです。

そこは、「最上川の源流」です。

これこそ、僕は山形県民が誕生した場所だと確信しました。

よく「母なる川」とか聞きますよね。

僕も先日、あそこの場所に行くまでは、本当の本当に「母なる川」という言葉が腹の底に落ちてはいなかった。

でも、それは本当だったんですよ!

山形県を南から北へ流れ、日本海に抜けるこの最上川。

山形県を流れる一級河川であり、一つの都道府県だけを流れる河川としては、日本一の長さを誇る。

その長さ229キロ!

その流域面積は、なんと!!!

・・・・・山形県の面積の約75%にあたります。

すごいでしょ!
最上川って!!

その大元も大元。
母なる川最上川の源流。

その始まりがここです!!

この画像に写っている奥に見えている滝。

これが、この最上川の始まりなんです。

庄内の面々、見ていますかーー!!
これが庄内に着く頃には、川幅が何百メートルにもなっているですよーー!!
すごいですよね。

ここで、ちょっと考えてみて欲しいんです。

生き物は、絶対的にこれがないと生きていけない!ってのがあります。

それが水。

兎にも角にも、水なんですね。

その水が生まれ流れているところに、植物が生え、植物が生き。
また、生き物が生まれたり、それを目的にまた別の生き物が集まったり。

そうして生き物たちが集まってくる。

その大元は水であり、それが川ですよね。

そして、最も注目すべきは、その豊かな水の流れがあってこそ、農が生まれ、さらにそこに住む人が増えていったわけです。

そう考えると、今の山形県民を生んだ大元の大元はこの最上川の豊かな水の流れであり、それによってそこに住む土着の生き様と風土ができ、今現代まで続いているわけです。

だから、山形県民誕生の地は、この最上川の源流である!

と言えるのではないでしょうか。

これは何も、山形県だけのお話ではありません。

日本中どこのどんなところでも、これは当てはまります。

だから、米沢の上杉藩の武士だったから山形県民じゃないです!という人も、先祖は新潟の豊かな川で同じようなことがあったわけですよ。

だからです。

だから川を大切にしましょう、川を綺麗にしましょう、ってなるんじゃないですか。

ここで大事なのは、ただたんに「川を大切に!綺麗に!」だけだと、漠然としすぎて、当たり前のことすぎて、いまいちピンとこないんです。

腹に収まらないので。

で、川の大切さや水の大切さを伝えることをやるんですが、それはそれでとてもいいことなんですけど、それでも本気になって川とか環境へ目を向ける人とそうじゃない人いる。

でも、自分たちが生きている=生命が生まれた、誕生した場所の源流を本当の意味で知る。

それは、アイデンティティーに繋がるわけです。

そうなれば、今まで、ただ単に流れているのを見ているだけだった「最上川」に深い愛情が湧きませんか?

僕は百姓だから、もちろん最上川にも黒井半四郎にも、めちゃくちゃ尊敬の念を持っていましたが、(地元の田んぼのほとんどが最上川から水を引いているから)それでも、このアイデンティティーまでは行っていなかったと思うんです。

もちろん、最上川に対する愛も、薄かったと思います。

でも、この源流を知り、岸壁を登り、急流を渡り、びしょ濡れになりながら、この滝の麓まで登っていき、それを全身で感じた時。

「これが俺たちが誕生した源か・・・・なんというエネルギーだろう!!」

と、言葉を失いました。

そして、最上川への愛がめっちゃ溢れました。

そして最上川が山形の母なる川という本質がわかったのです。

ここを案内してくれた、大平温泉の若女将。
安部 里美さんは言います。

「私はこの川の流れる音で、川の水の量がわかるんですよ。
増えてきたな〜とか、今減ってきたな〜とか。
今の時期に日中お天気が良くて気温が上がると、お昼頃には相当な水の量が増えるんです。気温が上がって雪が溶けるから。
今年は雪が少なかったので、全体的に水が少ないです♫」

これ、サラッと爽やかに言っていましたが、とっても素敵なことじゃないですか?

これこそ、まさにそこの自然と共に生きている人ならではの感覚であり、最上川の源流と共に生きてきた人の持つ自然観です。

ここより先は、人間が住んでいないんです。
だから、ここから下流に行けば行くほど、人間が住んでいる。

できるだけ、この源流の美しさを保ちながら、海まで流れて欲しいじゃないですか。

だから、山形の皆様。

海まで流れた時の最上川の汚れ具合。

これが、自分たちの精神、思考、心の汚れを如実に表すのです。
最上川は山形県しか流れていないんですよ。
他の県民がどうこうと、言い訳できないんですよ。

汚くていいんですか?

僕は絶対に嫌です!

最上川を愛しましょう。

それを愛し行動に移せたら、山形は世界でもトップクラスの美しいところになる。

愛とはつまり、美しいのです。

まずは源流を知ることをお勧めします。

これ、イベント組もうと思います!

題して

「誕生の地を一緒に見よう。〜山形篇〜」

行きたい人はコメントください♫

お愉しみに♫

ちゃお!

皆様、どんなに汚しても壊しても、それでも川は流れている。
これこそ愛だ!!の素敵な1日を!

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