★吉右衛門の野菜つくりLAB!★
★吉右衛門の野菜つくりLAB!★
中川吉右衛門のFBページを愉しんでくださる皆様、こんにちは!
天然農夫・中川吉右衛門です。
僕の野菜つくりには、師匠はいません。
お米に関して師匠は居ますが、野菜つくりには居ないんです。
あえて言うなら、こまちゃん(かみさん)か、母か、地元の年寄り百姓のばあちゃん達です。
基本を、天然農法提唱者である、藤井さんの書いている本をそのまま実践し、そのつどそのつど、いろいろとリアルを学んでいます。
なので、僕の畑は、僕としては研究所みたいな物です。
そんな栽培のなかで、思ったことや感じたことなど、これからちょいちょい記事にしていこうと思います。
題して、「吉右衛門野菜つくりLAB!」。
愉しんでください!
今回は、ズッキーニです。
ズッキーニは最近人気のお野菜ですね。
まだ、認知されて新しい方の野菜。
きうりに似ていますが、カボチャの仲間です。
で、これはとっても育てやすい野菜です。
難易度で言えば、5段階中、1.5ぐらいですね。
誰でも気軽に栽培できると思います。
僕は自然栽培ですから、無施肥・無農薬です。
昨年ぐらいから、夏に食べたくていろいろ実験的につくってるんですが、今年はなぜかうまく行かない。
途中まで順調に実がつく。
いいぞいいぞ!とおもっていると、必ず途中で腐れます。
おかしいな〜。葉っぱも茎も、十二分に生長しているし、色もいいのに、なぜだ??
と観察してまくっていたのですが、わからず・・・・
もしかして、受粉できていないのか??!??
とおもい、人工授粉を開始。
すると・・・・
画像をご覧ください。
向かって、右が人工授粉したところ、美しく育ったズッキーニ。
左が、人工授粉無しの途中で腐れていくズッキーニ。
と、このように違いがはっきり表れた訳です。
できたズッキーニは、最高品ですよ。
色・形・大きさ、そしてもちろん味も!
にしても、ここでやっぱり腑に落ちないことがあります。
じゃあ、ズッキーニは自然受粉出来ないのかってことですね。
これは、生き物の生き様として、不自然じゃないですか。
実は、もちろん種を残すためにつく訳ですが、普通には受粉できないとなると自然には生きていけないことになる。
これはどう考えればいいのか?
しかしながら、自然とはやっぱりすばらしい物で、受粉していない物は、自然淘汰されるってことですね。
受粉していない実は、種をつけられないから、腐っていく。
もちろん、食べられなくなる。
不自然な物は、生きていけない様になっているんですね。
なので、このズッキーニから、自然の力と、不自然な生き様の相反する2つのことが学べました。
ん〜〜・・・・やっぱり、自然は愉しいですね!!
とにかく、ズッキーニは人工授粉した方がいいです。
これは、栽培技術としてやった方がいいと思います。
さらに、緑のズッキーニの雄しべを、黄色のズッキーニにつけてみたり、その逆をやってみたりしていますが、色が混ざるとかは無く、そのまんま育ちますね。
それにしても、これもきっと、畑の状態やその年の気候、土の状態などによって、また違うのでしょうが。
皆様も、ぜひ色々と畑と土と作物と、一緒になって愉しんでくださいね!
チャオ!
====栽培日誌====
ズッキーニ 黄色&みどり
育苗土 畑の土と畑の草のぼかし1:1
種おろし(ポット)5月上旬
植え付け5月下旬
マルチ使用
畝高15センチ
畝幅60センチ
移植地生い栽培
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【天然農法中川吉右衛門HP】
https://kichiemon14th.net/