【 その夢、僕が引き継ぎます !】※長文です。お時間ある時読んでください。

10689677_645313565588027_7976867361840269406_n【 その夢、僕が引き継ぎます !】※長文です。お時間ある時読んでください。

全国のフレンドの皆さま、超こんにちは!
脳内変換・愛とパワーを与える百姓、中川吉右衛門です。

「つわものどもが夢のあと」

奥州平泉にて藤原氏の繁栄を詠んだ、芭蕉の句です。

今日は、そんな芭蕉の句を思い起こさせる場所に案内して頂きました。

話はさかのぼる事8か月前。

ある方から僕に電話がかかってきました。

その方とは、地元の先輩であり、今では、
保存料・添加物を一切使わず、ハムやソーセージを手作りし販売している、
我が高畠町が誇る「スモークハウスファイン」の社長、Takurou Katahiraさん。

ここのハム・ソーセージはフリキッテますよ!!

なんといっても、3年に一度、本場ドイツで行われる国際食肉コンテストで、8個の金メダル、そのほか銀・銅メダルも獲得している、まさにぶっ飛んだソーセージを作っているのです。

▼スモークハウスファインHP▼
http://www.e86.jp/

その拓郎先輩からのお電話でした。

僕のお米を定期的に購入してくれていたので、お米の注文の電話かな~とおもい、電話に出ると・・・・

「昔、家の親父がやっていた農園があるんだけど、見てみないかい?
そして、よければそこでやる人がいれば、どんどん使っていいんだけど・・
ただ、もう10年以上何もしてないから、俺もどんな状態になっているか分からないんだよな(笑)」

こういうお話でした。

その時はまだ冬で、雪に埋もれている時期だったので、雪が溶けて落ち着いたら見に行かせてください!

と言っていました。

その土地へ、今日Fan土 earth JAPANプレ研修生おさむ君と共に見に行かせて頂きました。

結構気軽な感じの電話だったので、面積もそこまで広くなく、手ごろな広さの農園をイメージしていたのですが・・・・

なんと!!!

めちゃくちゃ広かった!!!

そこは、山あいを先人の人が開墾し作ったであろう、棚田と、段々畑の跡があり、今は完全に原野と化してる土地が広がっていました。

あたりに民家はなく、まさに山あいの田畑と言う感じです。

ここに、熱い百姓魂を燃やし、人生をかけた先人の夢のあとがあったのです。

拓郎先輩の家は、僕と同じ地区で農家をやっていました。

当時、ようやく芽が出たか出ないか!?ぐらいの頃の
「有機農業」の先駆け的な百姓をしていました。

30年以上前のお話です。

当時の農家と言うのは、今以上に収量にこだわり、収量をどんどん上げて行く事が農業経営の要でした。

採れば採るほど収入も上がるという、まさに近代農業の最盛期。

そこに、農薬をどれだけ使おうが、肥料をどれだけ使おうが関係ない。

とにかく収量を上げること!

これが良い百姓だ!という時代の終わりごろです。

そのながれに真っ向から反対するかのように、拓郎先輩の父は、
無農薬・有機農業の世界に足を踏み入れ、そして実際にやっていたのです。

周りからは今以上に、奇人・変人扱いされ、農薬も化学肥料も使わずに百姓が出来るわけがない、あいつは変わりものだ、と、白い目で見られていたと思います。

しかし、無農薬・有機の可能性を感じ、そして自分の信念を信じていたのでしょう。
ほかの百姓の倍は仕事に打ち込んでいたと聞きました。

その熱い想いは、さらに上昇し、空中散布や農業用水路に向けられました。

当時の空中散布はヘリコプターです。
今のようにラジコンで、一区画だけ農薬を散布できるわけではなく、問答無用で農薬が田んぼにまき散らされた訳です。

いくら自分が農薬を使っていなくても、空から農薬は降ってくる。
周りの田んぼから、民家から、生活排水も農薬も入ってくる。

これではダメだ!
無農薬栽培とは言えない!

熱い百姓魂が求めた答えが、今日僕たちが見に行った山あいの土地です。

拓郎先輩が小さいころ、ここまで車で30分ほどの場所まで、自分の家から通いながら、自分の思い描く無農薬・有機農業に打ち込んでいたのです。

それがすでに30年前。

ちょうど、今の僕達の年齢だったと聞きました。
先輩は山遊びに行く感覚で、よく連れてきてもらっていたそうです。

長年だれも住んでおらず、朽ち果てた家屋。
骨だけになっている小屋。
原野に戻りつつある田畑の跡。

他の人なら、何とも思わないであろうその土地と景色を見た時、
僕は胸にこみ上げてくる熱いものがあった。

そして、冒頭の芭蕉の句が頭によぎりました。

「夢だ。ここには夢の跡があり、いまでもまだ夢がある!」

そう思いました。

そして、

「その夢、僕が引き継がせて頂きます」

と、勝手に決めました。

おさむ君が将来、独立してここを管理すればいい。

それまでに、なんとかしてここを農園にできる、開墾するすべを考え行動しようと決めました。

さぁ、また面白くなってきました。
愉しくなってきましたよ!!

これが夢を持つと言う事です。

そして、これがFan土 earth JAPANをやる理由の一つです。

農業者を増やす事。
そしてその農家が行う食生産。
それが地球的・未来的に利益を上げるものであれば、
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最後に先輩から聞いた、熱いエピソードをお伝えします。

昔、この土地をゴルフ場にしたいので、売ってくれませんか?
とある企業が交渉に来ました。

価格は何と!!
1億円!

しかし、先輩の母親は一瞬の迷いも無く、

「そんな除草剤まみれになるゴルフ場にするのなら、ぜったい売りません!!」

と断固拒否。

熱い熱い百姓魂が、この農地には脈々と流れているんです。

その想い。
繋いでいきます!

ありがとうございます!

皆様、受け継ぐものは目に見えるものだけでは無い!の夜を!

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