美味しい枝豆と香りの関係性
【 いま鼻口突き抜ける意味 】
全国のフレンドの皆様、超おはようございます。
今日から稲刈りができるか!?中川吉右衛門です。
今年最後の枝豆となる「秘伝の枝豆」の収穫真っ最中です。
今年の秘伝は、過去最高に凝縮されています。
7月の連日の雨によって、初期育成が阻害されたのですが、その後、天気は戻り、今度は日照り続き。
この天候を耐え忍んだ秘伝たちは、背丈を伸ばさず、凝縮するかのように、種を蓄えています。
その背丈は過去最高に低い。
しかし、みのりはそれほど少なくはない。いい塩梅で全てが出来上がっている。そして何より強い。
超絶美しい枝豆になっています。
味も、いつもより濃いめになっていると感じます。
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僕の秘伝の愉しみは、味や色合いもさることながら、何より愉しみなのは、「香り」です。
秘伝の枝豆を茹でたり蒸したりしている台所。
そこから徐々に漏れるように家中に広がる枝豆の香ばしい香り。
そこに、高級料亭で職人さんが丁寧に抽出したお出汁のような香りも入り、これがとても美しい香りなんですよね。
もうこれだけで、9割以上僕は満足します。
香りを食べるという感じでしょうか。
こんな素敵な香りを振りまく食べ物は、食べて美味しいに決まってませんか?
僕は、香りをとても重要視していて、香りがその食べ物を最もストレートに端的に表すものであると考えています。
特に作物を直接料理するときの香りです。
今回なら枝豆です。枝豆を茹でたり蒸したりするとき、調味料は使いませんよね。
なので、その作物がもつそのものがダイレクトに現れるのが、香りです。
僕はここでもう勝負が決まると思っています。
だって、この香りが、嫌な”匂い”だったらどうですか?
変な”匂い”だったらどうですか?
その後に続く”欲”は湧いてきますか?
ないでしょ〜〜笑
僕はないですね。
変な匂いする!嫌な匂いする!というものを口に入れるわけがないんですよ。
我々は命を守らなければならないので。本能で無理なんです。
僕が自然栽培をやっている大きな理由はここです。
本当に。
嫌な匂いがしない。
嫌な後味がしない。
健康云々は正直全く考えていません。
健康なんて、幻想ですからね。
人間不健康が基本です。
あ、この話はとても重要なので、また別の記事で詳しく書きます。
とにかく、美味しいと感じるその大元は
「香り」だと僕は考えているのです。
だから、その香りの純度をあげていくこと。
それには、余計なものを添加しないこと。
”加えない”という最高の栽培法で、その土地その作物そこに生きる全ての生命体。その全てをダイレクトで表せること。
その方法が、自然栽培であり、その哲学が天然農法です。
だからね。
この香りを最大限に愉しむことから始めていただきたいのです。
僕の秘伝の枝豆もそうですが、僕の全ての作物はそうです。
まずは香りから。
だって、お料理は香りから始まりますでしょ。
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秘伝の枝豆は今週いっぱいが収穫適期。
まだ食べていない!とか、食べてみたい!
という方は、ぜひ、食べてみてください。
きっと、僕がここで書いている意味がきっと伝わります。
それが理解できたら、「食べる」ということが、さらに面白く・愉しくなると思います。
ぜひ!食べてみてください。
Ciao♫
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