【 苗も種も鍛えなきゃ!】
【 苗も種も鍛えなきゃ!】
全国のフレンドの皆さま、超おはようございます!
農内変換・愛とパワーを与える百姓、中川吉右衛門です。
人は、困難や逆境やをピンチを乗り越えるたびに、強くなり成長します。
よく聞くお話ですよね。
僕もそう思いますし、実際そうだと思います。
それを愉しんで行く事が、愉しい人生だと思います。
ディズニーランドに行くから「楽しい。」
困難を努力して乗り越えるから「愉しい。」
この違いですね。
というわけで、このピンチを、僕は無理やり稲っ子たちにも与えます。
苗はとてもデリケートで、発芽から初めの10日ぐらいまでは、神経を張り詰めて見守って、お世話しなくてはなりません。
目をかけ、手間をかけ、声をかけ。
が!
そのあと、苗がちょっと大きくなってきたら、今度は逆に厳しく鍛えます。
たとえば、ハウスの温度管理。
通常は、この時期朝夕はものすごく気温が低くなる。
なので、朝ハウスを開けたら、また夕方閉め、低温から護ってやる。
でも僕はそんなことはもうしません。
どれだけ寒かろうが、霜が降りようが、ある時期に来たらハウスは開けっ放しです。
だってそうですよね。
これからこの子たちは、田んぼという自分の生涯を全うする厳しい環境に植え付けられる。
そこで生きていく強さを見につけなきゃいけない。
田んぼに放されたら、もう寒いも暑いもない。
そこの季候風土で生きていくのですから。
そのとき、ハウスのビニールなんて無いですからね。
また、この時期に来たら、僕は苗っ子を思いっきり踏み倒します。
画像をご覧ください。
これは僕の足ですね。
その下には、こまちゃん(カミサン)と僕が、大切に見守ってきた苗っ子たちが!!!
でもね、ある時期に来たら踏み倒します(笑)
葉っぱがちぎれようが、茎が折れようが、関係ない。
踏みながら、柱などに使われる角材を引っ張ってまんべんなく踏み倒します。
毎朝。
それも10日間ぐらい続けます。
こうやって、苗を鍛えまくる。
それすらも跳ね返すぐらいの茎の太い、丈夫な稲っ子に育てるためです。
いまは、背が高く、スリムな人が美しいと言われていますが、苗っ子は違います。
茎が太く、ずんぐりむっくりな苗が良い。
良い苗の見分け方とかもありますので、これは吉右衛門メルマガにでも書こうかと思います。
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こうして苗っ子を鍛えているわけです。
これには単に根性論とか精神論でやっているのではないんですね。
ちゃんと、植物学的根拠もちゃんとある。
でも、そんな裏付けは後からわかったことであって、昔からの百姓の経験と智慧から行われてきた技術です。
それを学者たちが興味を持って研究したと言う事ですよね。
なんでそうするのか?
なんでそうすると良くなるのか?
という、絶え間なき知的好奇心によって。
だから、僕はこういった研究者や学者も全員では無いですが、尊敬しています。
これこそ人が人たる所以ですから。
というわけで、今の時期は、苗っ子を毎朝踏み倒しているわけですが、ここまで読んで、なにか気が付きませんか?
そうです。子育てと大いにリンクするでしょう♪
いつまでも温室ぬくぬく育ちでは、丈夫になれないんですよね。
それは、健全な身体でも健全な精神でも、健全な心でも、いつまでも甘やかしてばかりじゃ育たないと僕は思う。
「人間と植物を一緒にされちゃ困る!」
と、いう人もいるかもしれませんが、僕の尊敬する岡田虎次郎先生はこう言っています。
「植物もまともに育てられなくて、人が育てられるわけが無いじゃないか」
と。
自然の植物から学ぶことは、山のようにあります。
皆様も、自然と植物から学ぶ「心」を育んでみてください。
皆様、踏みつけるベースにあるのは愛情だ!!の素敵な一日を!
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