【リアルこそ世の中を動かす】
【リアルこそ世の中を動かす】
全国のフレンドの皆様、超おはようございます!
農内変換、愛とパワーを与える百姓、中川吉右衛門です。
満面の笑みでぶどうを採る女性。
良い写真でしょ♫
この写真は、ある方々が高畠にやってきて、ここ高畠の田んぼ、畑、トマトハウス、ぶどう畑を視察し楽しんでいる様子です。
そのある方々とは…
墨田区栄養士会の先生方です!
我々地元農業青年部は、墨田区の小学校と交流、連携し、高畠産のお米を学校給食に提供しているのです。
その量、年間2000俵!
120000キロですよ。
その量のお米が、墨田区の小学校で食べられてるんですね。
昨年から、僕もこの墨田区の小学校との食育事業に携わり、子供達、先生方、そして栄養士の先生方とさまざまな交流したり、事業の会議に参加したりしています。
墨田区の小学校と言っても、こうして連携しているのはまだ3校ほど。
それでもお米にしたら、これだけの量を問屋や卸業者ではなく、直接小学校に販売できるんです。
すごい事ですよ!これは。
昨年末には、今年の食育授業をどうするのか?
という企画会議に参加し、小学校までプレゼンしに行きました。
僕がプレゼンしたのは、昨年やった屋上田んぼを継続させ、もっと身近に我々地元百姓と子供達のコミュニケーションを図る為の、WEB授業の提案でした。
Skypeを使って、あちらの屋上田んぼの今の状況を見たり、こちらの田んぼの様子を見せたり、作業を見せたり。
その後、質疑応答などをして、子供達とコミュニケーションを取っていく。
わざわざお金と時間を使って、僕たちが東京に行くのも、限界がありますが、WEB授業であれば、そうした経費もかけず、リアルなやりとりができます。
僕たちも、あちらの子供達も、画面越しにリアルタイムで繋がるのが面白いらしく、とても愉しんでいます♫
そうした地味でも着実な行動を積み重ね、ついに、墨田区栄養士会の有志の皆様が、高畠を直接訪ねて僕らの田畑を見ながら、お話を聞いてみたい!
との事で、先月訪問してくれたのです。
その時の写真がこの写真です♫
僕たちは、数人で先生方をお出迎え。
田んぼ、畑、トマトのハウス、そしてぶどう畑を見学。
僕は田んぼ担当として、田んぼの前で、いろいろとお話させていただきました。
こうして、1日高畠百姓めぐりツアーのようなものが開催。
参加された先生方は、見る事聞く事、そして直接ぶどうを収穫したり、熟したトマトをそのまま採って食べたりと、とにかく大変勉強になったと、大喜びで帰って行きました。
僕も、これはとても有意義だったと思っています。
そして本日!
つぎは我々青年部が、こうした交流から生まれた中で、墨田区の先生方にご提案。
今度は、僕たちが直接小学校にいって、子供達と一緒に給食を食べながら、お話し、コミュニケーションを取り、食の話をしませんか?と。
もちろん、喜んで受け入れてくださいました!
なので、またまた本日上京中!笑
夜には、担任の先生方と、栄養士会から数人の先生方をお呼びし、大人の懇親会もやります♫
僕はこうしたリアルな事が、これからの農家にはとても大切な事だと思っています。
今までは、直接こうして自分達の作物を食べている人と一緒になって、その作物を使った料理を一緒に食べるなんて事を、ほとんどしてこなかった農家ばかりです。
僕のような、個人で全ての農作物を販売したりしているの百姓は、そういう機会もありますが、市場出荷や、JA出荷の農家というのは、ほぼゼロだったでしょう。
だからこそ、こうしたリアルな行動と交流が、お互いの意識をじょじょに変えていく事に繋がるのではないか。
作る人も、それを食べる人も。
作り手は、より良いものを作ろうと思うかもしれないし、できるだけ農薬を使わないでこの子供達に届けたいなぁ!と思うかもしれない。
食べる側も、ご飯の度に、あの人達が作っているんだよなぁ。
感謝して残さず食べよう!と、今まで思った事が無かった事も考えるかもしれない。
今、給食の事がこのsnsでも盛んになって取り上げられ、いろんな方が活動している。
それはきっと良い事なんでしょう。
やってる側からすれば。
しかし、僕はリアルさに欠けているのではないか?と、思う。
僕はこの給食への可能性を、子供達に向けるのではなく、まずは百姓の経営を盛り上げる事と、百姓の意識を変える事に向けて行きたいと考えている。
いくら無農薬の食材を給食で使おう!!と言ってみたところで、その無農薬作物を栽培する百姓がいなければ、話にならない。
墨田区のたった3校だけで、お米120トンですよ。
そんな量はとてもじゃないが、個人では賄えない。
生鮮食品である野菜ならなおのこと、百姓どうしの連携がなければ無理です。
もっともっと、大きく百姓巻き込んでいかないと。
もちろん、子供達の為、良い食材を使った給食を食べさせたい!
というのは、素晴らしい事ですし、僕も大賛成です。
だったらどうすれば良いのか?
ってちょっと考えればわかるようなもんでしょう。
農家が繁盛しなきゃ。
農家がその気にならなきゃさ!
いろんなリスクを取って無農薬に取り組んでも、きちんとした販売先があって、それで経営が成り立つなら、農家はやりますよ。
また、新たに新規就農する自然系の農家も、確実収入になる仕組みがあれば、もっと増やしていけるのです。
だから僕は、まずこの給食事業については、子供の為という大義名分はひとまず置いておいて、まずは百姓の為にやっていきたいと思っている。
百姓の経営の見通しが立ち、意識が変われば、自ずと子供達の為の良い食材が給食に提供されます。
だから僕は、この墨田区とのリアルな交流から、あらゆる事を学び、内情を知り、先生という生き物はどういう思考の生き物なのか?
それを見極めて、次の仕掛けを考えていきますよ。
愉しみにしていてください!
僕がリアルな繋がりから、百姓を繁盛させる道を切り拓いていきますから!
皆様、受け入れて欲しいなら、リアルに自分がまずはど真ん中に飛び込んで受け入れろ!の素敵な1日を!!
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