米麹2.0 無肥料・無農薬の米麹のネクストステージ

天然の抗生物質 米麹2.0 販売開始 ※この記事で麹がわかる!保存版です

こんにちは!天然農法 中川吉右衛門です。
ついに!今年初の吉右衛門の米麹が出来上がりました。
今日はそのご案内です。
数量は限定でしか仕込んでおりませんので、ぜひ、これを見たタイミングで購入していただけたらと思います。

今から仕込むであろう、手前味噌づくりに。
飲む点滴、甘酒づくりに。
吉右衛門の米麹2.0は、最高峰の発酵食品であると自負しております。

 米麹2.0が欲しいという方はこちらからお願いします 
http://shop.kichiemon14th.net/?pid=137459440

今日は、麹について、お話をしていこうと思います。
少々長くなります。お時間のあるときに、知識を深める意味でも、また、知識を持った上で味噌や甘酒に向き合うと、さらに美味しく、体にもいい影響が生まれると思います。
リラックスして読んでみてください。

米麹とは

米麹とは、蒸し米に麹菌を繁殖させて作った麹のことを総称します。米麹は糖化力が強いといわれており、清酒・甘酒・米味噌の製造など、幅広い用途にて用いられております。

日本食に欠かせない醤油や味噌、みりん、お酒といった調味料は、麹が発酵することで出来上がるものです。

麹の歴史

この麹ですが、古くは紀元前にはすでに使われていたと言われています。
日本で麹が初めて史書に出てくるのは8世紀の初めです。
ちょうど奈良時代です。この時代 「播磨国風土記」という書物に「乾飯がぬれてカビが生えており、これで酒を造った」 という記述があります。
この乾飯がぬれて生えたカビこそ、麹です。
この酒が日本においては初めて麹を使った製品になった、というのが有力な説なのです。

麹の広がり

奈良時代から、室町時代になってくると麹のカビの胞子だけを集めて麹として使いやすくした粉末状の「麹塵」が開発されて販売が開始されています。すごいですよね。
そして、江戸時代になってくると一般庶民にも麹の恩恵を受けるようになってきました。
その最たるものが「甘麹」です。
つまり「甘酒」ですね。

ちなみに、甘酒は現代では冬の飲み物をいうイメージですが、実は江戸時代には夏バテ防止に夏に飲まれていました。
それが「飲む点滴」と言われる所以でもあります。

明治に入ると麹が一般的に販売され始めます。
それまでは「麹衆」という人たちが独占的に製造や販売をしていたんですね。
ずっと秘蔵のものとして扱われていたんです。
なんとなくわかりますよね。暗く湿度のある室の中で他の雑菌を出来るだけ入れないように製造していたので、衛生環境や設備が現代のように整ってない時代には、まさに蔵の中で秘めて作っていた。まさに秘蔵ですよね。

このように、コウジカビ(アスピルギルスオリゼー)は、古い昔から我々日本人に暮らしに密着し、食と生命の恩恵を与え続けてきてくれた、同志と言っても過言ではありませんね。
だからこそ、2006年には日本醸造学会が麹菌を「国菌」に認定しました。
国の菌ってすごいですよね。
日本国の代表の菌は、このコウジカビなのです。

麹の発祥の地は?

発祥の地についてはさまざまな説があります。麹自体はもともとカビの一種ですから発祥の地を探すのは大変困難なものです。また、麹と一言でいっても実は様々な種類があります。
その一つ、日本酒を醸造されるときに使われている麹は、播磨国風土記という史書に登場してくるのが日本における麹の起源と言われているため、日本においての麹の発祥の地はこの「播磨国」ではないか?と言われております。
今の日本でいうと山陽地方ですね。兵庫県姫路市が当時の国府があった場所になりますので、日本における麹の発祥の地というのは兵庫県付近と言えるのではないでしょうか。ただ、この発祥の地はあくまでも日本酒作りに使われている麹のお話です。

今でも酒造りの名産地であることからも、その説を後押しするかもしれません。

麹2.0

こうして、大昔からこの菌とともに生きてきた、我々日本人ですが、その昔ながらの伝統と継承されてきた技術。
その積み上げ、その進化。
それと現代社会に生きる我々が、今こそ、その菌と生きる本質を知り、情報と食の飽和な時代だからこそ、より必要な食べ物として、生命そのものを体に取り込むことで、健康的に、生き生きと生きる力に変わる食べ物。その活かし方。それが僕の考える現代人と菌の関係性です。それが米麹2.0です。

原材料・菌ともに不純物なし!?

吉右衛門の麹は純度という面で言えば、限りなく100に近いと考えています。
大元になるお米は、 無施肥・農薬不使用の自然栽培米100%のササニシキ 
菌は、福井県の自然と人間と菌の調和を大切に守るお味噌屋さん「まるかわ味噌」で種付けされ、出来上がったものが吉右衛門麹です。

発酵力が違うと、これまでの愛食されてきた方からも大好評です。
発酵力が違うということは菌の生きる力が違うということ。
そういう生き物を僕はより多くの方にお届けしたいのです。

ぜひ、この冬の時期に仕込む、手前味噌作りや、甘酒作りに、僕の米麹で最高の生き物を体に取り入れて、菌との共生を強め、健康的で美しい毎日を送っていただきたいと願っています。

仕込む時期・量は限られておりますので、ぜひ、この機会にお求めください。

ご注文お待ちしております。

中川吉右衛門

●吉右衛門米麹2.0(生麹)
・500g(1パック) 1000(税込・送料別)

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●吉右衛門大豆を使った手前味噌作り2.0セット
・こちらは吉右衛門の大豆と米麹のセットです。
このセット内容で、役5・5キロのお味噌が作れる計算です。
当然、大豆も自然栽培100%です。
全ての大豆がお選びいただけます。

・1セット 5500円(税込・送料別)
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