【 ばばちゃの死に様に想う 】
【 ばばちゃの死に様に想う 】
全国のフレンドの皆さま、超おはようございます!
農内変換・愛とパワーを与える百姓、中川吉右衛門です。
昨日は祖母の3回忌でした。
死んだ人は早いと聞きますが、本当にそうだなぁと実感しました。
僕のおばあちゃんは、昭和6年の昭和ひとけた生まれにしてはめちゃくちゃファンキーな人でした。
自分の人生を思い通りに生ききったんじゃないかと思います。
とにかく頑固なまでに自分の信念を貫き通す生き方をしていました。
その信念が、世間的に良いとか悪いとかではありません。
それで周りに迷惑もかけまくりましたし、僕も小さい頃はたくさん振り回されました。
母に至っては、完全に被害を被っています(笑)
でも、死ぬまでオンリーワンなばあちゃんでしたね。
楽しい事は全力で楽しみ、嫌な事は全力で拒否する。
そのフリ幅がめちゃくちゃ激しい。
二重人格か!?というぐらい激しかったです。
今思えば、これこそがエレガンスだったのではないかと思います。
そんなエレガンスを叶えるだけの度量と力を僕の祖父は持っていましたが、若くして死んでしまった為、このハイカラでフリキッタばあちゃんのエネルギーも、行き場を無くしたようになったのかもしれません。
そのばあちゃんを僕が最も尊敬する点があります。
それは、「死に様」です。
僕が小さいころからばあちゃんは
「死ぬ時は迷惑をかけずに、一瞬で苦しまずポクっと死にたい」
といつもいつも言っていました。
言葉にする事と想いは具現化するのです。
3年前の2月。
そのとおりに死んでいきました。
認知症も進み、足も悪く車いす。
老人福祉施設でこれから長い長い介護人生の始まりか!と腹を決めた時でした。
この施設も毎月10万円ほどかかるわけです。
新規の百姓の僕にとって、かなりの負担になります。
そんな中、突然の死。
この潔い良くこの世を去ったばあちゃんの生き様と死に様。
尊敬しました。
「最後までばあちゃんらしく、自分で言っていた通りに死んでいったなぁ」と
感動すら覚えました。
そして心から感謝しました。
その感謝の気持ちを、こうした現世に生きる僕達が法要を行ったり、日々仏壇にお膳を供えたり、お茶を上げたり、手を合わせたりする行動で、死んでからも返していく。
それが単なる行事では無く、心がきちんと入る事になる。
昨日の法要では、そんな僕のばあちゃんへの想いを全力で伝えました。
きっとあの世で修行中のばあちゃんにも届いたと思います。
これからも現世からばあちゃんを応援しますし、またあの世から応援してください。
ばばちゃ、ありがとう!!!
皆様、人は死ぬ時に生き様が現れる!の素敵な1日を!!
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※画像で僕が持っている写真は、0歳の頃の僕とばばちゃ!
いい写真です♪