●小豆かぼちゃ
●小豆かぼちゃ
冬至になると出てくる小豆かぼちゃ。
小さい時は、食べられなかった。
かぼちゃも小豆も好きじゃなかったし、何より、ご飯と甘いものが混同するのが、気持ち悪かった。
甘いのと小豆とかぼちゃが大好きな僕のばーちゃんは、砂糖を大量に入れてこれを作ってたので、さらにきつかった。
しかもそれをご飯に乗っけて食べるもんだから、見ている僕はさらにドン引きする始末。
でもいつからだろう。
食べられるようになったのは。
全く覚えていないけれど、それはやっぱり『母の手料理』からだったと思う。
今日は冬至だから、風邪ひかないように食べなさい
これは私が作ったんだから大丈夫よ!
と。
なにが大丈夫なのか?よくわからなかったけど、
あまりにしつこく言われるもんだから、敬遠していた小豆かぼちゃを食べたんだよね。
そしたら、
「ん?あれ?そんなに甘くない!?なんとか食べられる!」
という感覚になり、そこからかぼちゃと小豆、そして小豆かぼちゃへの見方が変わり、嫌いな野菜から、好きな野菜へ。
そして小豆かぼちゃは、普通に食べられるようになりました。
ここで大事なのは、母の手料理もそうなんですが、やっぱり好き嫌いってのはないんだな
ということ。
在るのは、自分の中に勝手に存在させているだけで、そんなものは、一瞬で変えられるんですよね。
そのきっかけが、母の手料理だったら、こんなに素敵なことはない。
よね♫
ciao♫
#小豆かぼちゃ
#冬至
#中川吉右衛門
#全て自家製
#食は学び