無農薬栽培は進化する。エアー除草は理想の農を創る!

 【理想を創る 】

こんにちは!
自然栽培は愉しいことだらけ!中川吉右衛門です。

朗報です!
ついに!!!!!!僕の理想とする夢の除草が、第一歩を踏み出しました!

ホバークラフト・エア除草機のバージョン1の特許申請が完了したからです!!!!!

イェーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!

一人の人間から見ても、農業界から見ても、他の除草機器メーカーから見ても、小さな一歩ですが、 人類にとって偉大な一歩です。

昨年も色々ご紹介してきましたが、この除草機は夢の除草機になり得ます。

まず、元々この機械は、除草剤を素早く・簡単に・誰でも(老若男女問わずという意味です)短時間で田んぼに全面散布する機械として開発されました。

船舶にあるホバークラフトと同じ原理を使い、エアーを水面に噴射させ、船体を水面に浮かせ、スピードを上げて進むというあの船です。

それを田んぼに応用したのが、このホバークラフト除草剤散布機でした。

これを、何を血迷ったのか?
僕のところに「使ってみてくれませんか?」と、持ち込んできた人物がいます。

それが、この機械の企画・開発・広報・販売をほぼ一人で行なっている、
藤島恒一
さんでした。

僕は、農薬・除草剤は使わない!と、ずっと言い続けてきた人間でしたので、この人何考えてんねん!

と、思いましたが、何かピンとくるものがあったのと、面白そうだ!と感じたので、引き受けてみました。

そうしたらどうでしょう。
この機械が田んぼを走るのを見た瞬間。

これは、除草機にできる!しかも可能性は猛烈に広がる!と確信しました。

除草剤をできるだけ早いスピードで散布するために考えられた、このエア噴射。

これが、田面、表土3センチ程度のトロトロした層をこの空気の噴射の力で撹拌する!
これなら、小さい種の草を発芽と同時に水に浮かせることができるかもしれない!

と、考えたからです。

具体的に狙う草は、「ヒエとこなぎ」です。

この2種類の草は、とにかく田んぼの草の中でも特段強い草で、無農薬稲作農家にとっては、まさに悩みの種でしょう。

これを、超絶初期に、「根ずかせない」という方法で、この機械を応用できる!と考えたからです。

そこから一気にこの除草機は、最終形態まで明確に僕の頭の中で出来上がりました。

これが創造です。

創造は一瞬です。まさに瞬間。刹那。

その創造と理想に、現実が追いつくには、開発や資金や試験や法の手続きなどで、時間軸が違います。

僕はまずすぐにできる改良を伝え、その改良を去年の6月からやってきてくれました。

その間。特許申請の関係で、この機械に関するあらゆることは、情報開示できないことになり、今まで、一切こうしたSNSなどでもお伝えすることができませんでした。

が!今回。
ホバークラフトエア除草機の、第一弾の改良と特許の申請が終わったのを機に、いよいよここまでの工程やこの機械のあれこれを公に語ることができるようになったのです!

嬉しいですねぇええええええ。ほんっとに!!!!

理想が形になっていくこと。
まだまだ理想には到達できていませんが、それは全く問題ではない。
そこにいく過程こそ全てです。
そこに向かっていく過程こそ本質。
過程こそ冒険!

そして、今、改良されたこのエアー除草機を、田植え後5日目以降の田んぼでガンガン走らせている毎日です。

田んぼを撹拌すること。
しかもエアーで撹拌することは、田んぼにも稲にも絶大ないい影響と効果を発揮します。

それで、初期除草がバッチリ決まれば、言うことなしです。

今後も理想の最終形態に向け、ガンガン突き進んでいく次第です。

改善ポイントはなんぼでもありますし、それを改善すること自体が愉しくて仕方がないです。

このエアー除草機の最終形態が完成したら、草との戦いとか、草との共生とか、大掛かりな乗用除草機とか、体力も時間も必要なくなります。

わかりやすく伝えると、「田んぼのルンバ」のようなものになります。

無農薬の稲作百姓は、この田んぼのルンバを自分の田んぼにセットして、あとは他の仕事ができます。

一枚が終わりそうになる10分前に、自分のスマホに通知がきます。
あ、そろそろ終わるな。と。
そしたら、その田んぼに行き、またそれを別に田んぼにセットする。それだけです。

それで、稲に活力を与え、田んぼの発酵が進み、初期の除草が完了します。

そんな未来はもうすぐそこにあります。

あとは、開発費用とこの機械の値段の話でしょうが、これだって、いくらでもやりようがあります。

サブスクでもいいし、リースでもいい。

農業機械は、全く汎用性がない為、高額な機械も一年のうち1週間〜2週間しか使わないというのはザラにあります。

が!ないと仕事にならないというね。

ここも、この時代にいくらでも合わせていけます。

特に、この初期除草をメインとしている機械は、本当に使える期間が数日です。

だったら、こうしよう。ああしよう。
やること、できることは満載です。

しかし、これができたら、どうですか。

誰でも除草剤を使わずに、稲作ができますよ!
自分で週末農家でコメも野菜も作れます!

今の農家も農薬使う必要性を感じなくなります。

僕には夢があります。
僕には理想があります。

それに向かっている今こそ。
一番輝くのです。
それこそが冒険です。

完成したらあとは確かめ算です。

「足りないものがない状態」を目指し、それが完成したら、また新しい冒険が始まる。
それだけです。

“One small step for a man, one giant leap for mankind”

一緒に理想を理想のままに実現する共犯者になりましょう。

あなたは、その目撃者に、すでになっていますよ。

Ciao♫

皆さま、冒険とはその過程である。
素敵な日曜日を!

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