フリキルとはこういうことだ!

【 フリキルとはこういうことだ!】

全国のフレンドの皆様、超おはようございます!
愛とパワーを与える百姓若旦那、中川吉右衛門です。

農業とは経営でもある。

売り上げ、原価、経費、利益、人件費。

それに自分の想いである、こだわりの手間という、勘定できないものがプラスされる。

しかし、それら一切をフリキッテ、ぶっちぎって、一粒の果実に自分自身を投影させる、百姓がいる。

農業生産法人 松栗 代表取締役の植松 真二!

彼の作る「真の黄桃」
山形が誇るさくらんぼ佐藤錦。

これはまさに作物というよりも、「作品」だ。

彼はこれを単なる趣向品、果物という次元から、芸術作品の域に昇華させた。

まず、見た目。

美しい。
そして、こんなに粒の大きな佐藤錦は今まで見たことがない。

作物は大きければいいのか!?

と、いつも言っている僕ですが、この大きさにする秘訣を僕は彼との会話の中で聞いているからこそ!

この大きさの価値を真に知っているのです。

この大きさにするには、肥料を大量に使って、農薬、ホルモン剤を使って大きくしているわけではない。

むしろ、超減農薬・無化学肥料栽培なのである。

では、どうやって、玉を大きくするのか。

それが、冒頭で言った経営の要素を全部フリキッテにつながる。

簡単に言えば、通常のさくらんぼ農家が一本の木から収穫する量を100とすると、彼はそれを30ぐらいまで落とす。

余分な花芽、枝、葉っぱ、実。
それらを見極めて、全てそぎ落とす。

これも、樹の持つ育成の法則に則って。

植物ホルモン、剪定技術、葉の色、軸の太さ、形。

それらをずっと彼は観察し、勉強し、実践し、そうしてたった一粒の実に、全てを凝縮させ、この芸術作品が出来上がるのだ。

はっきり言って、全く合わない。

さくらんぼ農家として、経営面では赤字もいいとこ。

よくてゼロ。

では、何のためにやっているのか。

こういう変態の答えというものは、いつも決まってシンプルなんです。

「それが最も美味いから」

彼は普通のサクランボ農家をやっている時、ごくたまにものすごく大きくなる実があることを知っていました。

これは偶然にできるんですが。

でもあまり大きくても、市場では規格外なんですね。

それを食べてみると、なんとも美味い!

なぜ、これはこんなに美味しく、しかもこんなに大きくなったんだろう?

このさくらんぼが偶然ではなく、栽培として作れたら、最高のさくらんぼになる!

ここから、彼の変態百姓の道が始まったのです。

ここに至るまで、数多くの「成功しない方法」を見つけ、探り、今、こうして、芸術作品の域にまで彼はさくらんぼを昇華させた。

熱くなる。

こういう変態が、同じ山形にいて、畑は違えど、こうして絶え間なく上を目指して頑張っているというのは。

やっぱりさ。

農法云々じゃないよ。

人を感動さえたり、人を笑顔にしたり、人を愉しくさせたり。

そして、突き動かされる何か?を与えるっていうのは、自分の燃えたぎる「情熱」。

その熱量しかない。

自然栽培、自然農、無農薬・無肥料。

その栽培に、というか、言葉に。

あぐらをかいている自然系農家。

いませんか?

無農薬だからとか、無肥料だからとかさ。

違うでしょ。

あなたの想いの上に、こうした栽培法が載ってこないと。

農に魅力も夢も与えられないですよ。

つまりは、自分の子供にも伝えられないということです。

植松真二!

ありがとう!

俺ももっともっと頑張るぜ!!

さて、今日も草取り行こうか。

皆様、丹精は込めるな!情熱だけを込め続けろ!!の素敵な1日を!

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