ノートルダムの鐘は置賜に鳴り時代を超えてかっこいいぜパワー

こんにちは!
それであなたはどうなんだ?中川吉右衛門です。

「かっこいい」というのは、僕の中で非常に重要なことで、むしろこの想いが発動しないと、行動に繋がらない!というぐらい必要なものです。

皆様は、いかがですか?

人によって、「かっこいい」という言葉の中身は何をどうかっこいいと考えるのか?感じるのか?ということは今回置いておきます。

しかし、「かっこいい」というのは、多くの人の中で、自分の情熱や、憧れ、目標、それに対する想い、そうした向上する心の発動に大きな影響を与えるのは、間違い無いのではないでしょうか。

つまり、カッコイイというのは、誰かの心に火を付ける。誰かにパワーを与える。誰かに喜びを与えるものだと僕は考えています。

それを僕は「かっこいいぜパワー」と呼んでいます。

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僕が小学2年生ごろ。
強烈な記憶に残っている先輩がいました。

僕が2年生の頃、先輩は6年生でしたから、4つ上の先輩ということになりますね。

その人は、かの有名な「ノートルダムの鐘」(海外の本当の名前は、ノートルダムのせ○し男)の主人公「カジモド」と同じ病気で、背骨が後方に湾曲して前かがみになっている「せ○し」だったのです。

ノートルダムのせむし男の一場面



幼少の僕は、その姿に衝撃を受け、あまりにも奇怪だったために、恐怖すら覚えていました。
それが強烈な記憶に残っていたわけです。

同じ人間なのに、あの人は、どう見ても”おかしい”と。
姿形がまるで違う。

そんな、人か何かわからない生命体が、同じ小学校にいるということが、とても謎で、とても不思議で、とても恐ろしかった。

しかし、本能的に、そこは触れてはいけないタブーの領域なんだろうと思い、自分の中にそれをしまっておいたのです。

なので、この先輩が視界に入ると、変に緊張しました。

やべ!あの人いる!

みたいな感じでしょうか。
極力近づかず、極力見ないようにし、極力視界に入ってくれるなよ。
と、思って過ごしていました。

そんな先輩は僕が3年生になると同時に、小学校は卒業し、中学へ。
4つ違いなので、この後、同じ学校に一緒に居るということはなくなり、僕は何かホッとしたような、安心に似た気持ちで、残りの小学生ライフをやんちゃに楽しんで過ごしました。

が、同じ地区内に居ることは間違いない訳で。
なので、たまに地元のスーパーや、下校時の通学路で、先輩を見かけることがありました。

そして、その都度、あの不思議な感情が沸き起こり、変に緊張したり、恐れの感情が湧いてきたりしました。

そのぐらい、幼少の僕の記憶に、強烈な感情を伴い記録されていたのが、この先輩です。

僕のこの変な感情は、どこに起因していたのか?

といえば、それは「病気」への恐怖。
そして、その容姿への「恐怖」
自分もそうなるかもしれないという「恐怖」

つまり、絶対にいやだ!!!!絶対にあんな風になりたくない!!!という恐怖です。

それを、彼を見るだけで、否応無しに突きつけられる。
これが、とにかく嫌だったのです。

時は流れて、2012年の夏のことです。

僕は2011年に、東京から地元山形に帰ってきて、百姓になりました。
喉が渇いたので、コンビニで飲み物を買おうとした時。
この先輩に遭遇したのです。実に30年ぶりでした。

歳はとっていましたが、その見た目、風貌。間違いなくあの先輩です。
自家用車にのり、コンビニで買い物をしている。ただそれだけでしたが、この時僕は、猛烈に懐かしさよりも強く、嬉しさと喜びが湧き上がり、感動すら覚えたのです。

やった!あの先輩ちゃんと生きていた!!!!!よかったぁ・・・

という感じでしょうか。

一度も話をしたこともありませんでしたが、この時は、話しかけようかと思ったほどです。

それはやめておきましたが。

この時の僕の感激は、僕が幼少の頃に抱いていた、病への恐怖が崩れ去ったことによります。

しかも、それは先輩がただ生きているという事実と、そう生きてきたという主体的な生命の働き。
それによってです。

あの感動は、今まで抱いたことがない種類のものでした。

それから、この地元でちょいちょち先輩を見かけることが多くなり、その都度、

「お!今日も先輩頑張ってんな〜。俺も今日も頑張るぜ!」

と、勝手に僕が思っているんですよね。
先輩としては、特に頑張っているわけでもないのにです。

そんなわけで、今では先輩を見ると、勝手にエネルギーをもらえる存在として、僕の中に存在しています。

先日のことです。
僕が信号待ちをしていると、隣にビックスクーターが停まりました。

この辺りでは、ビックスクーターに乗っている人は珍しく、また、バイクに乗れるということは、「春」を感じさせる風物詩でもあります。

春だなぁと思い、そのバイク乗りに目をやると、、、、

なんと!!!あの先輩です。

えええええええ!!!!!!あの人バイク乗りに成っていたのか!!!!!

と、めちゃくちゃ驚いたとともに、

「めっちゃかっこいいじゃん!!!!」

と、感激したのです。

 

この時の喜びと嬉しさは、なんとも言えない。

僕は、先輩がバイクに乗っているというだけで、めちゃくちゃ嬉しくなり、めちゃくちゃパワーをもらえ、そしてそれが猛烈に、自分のエネルギーになりました。

まさに「かっこいいぜパワー」をもらったわけです。

ここで重要なのが、先輩は特に何もしていないという点です。

全ては、僕が勝手にそう受け取っているというだけの話です。

どんな事象でも、それをどうやって受け取るのか?どう捉えるのか?
それだけが真実です。

僕はバイクに乗っているその先輩をカッコイイ!と思った。
それで元気になり、パワーをもらった。
それが僕の成長するエネルギーに成った。

これでイイわけです。

受け取り側の受け取る力。それ次第で世界は変わる。
人生も劇的に変わる。

その引き金として、大きく作用するのは、「かっこいい」だ。
やはり、「カッコイイぜパワー」は最高です。

だとすると、朝目覚めた時、自分も含めた誰かのために

「よし!今日もカッコよく生きるぜ!」

と、普通に思える。

この先輩がどう思っているのか?なんて、僕には一切関係ない。
僕がどう考えるのか?どう思うのか。
それが全てです。

一度も話したこともないですが、先輩!
バイク乗ってる姿カッコよかったです!
ありがとうございます!

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