これは皆さまも良く知る「アスパラ」です。
山形の旬はこれから!日に日ににょきにょきとのびてきますね~~♪
とれたてのアスパラのうまさと言うのは、また格別です。
しかし、このアスパラ。普通の売っているアスパラとは全然違います。
何が違うの??
良く聞いてくれました!
これは無肥料・無農薬の自然栽培だから?
いいえ。違います。
じゃあ何なのか?
これは・・・・・・・「栽培している野菜」ではないのです!
ナンダッテ―――――!!
これは、小生のアスパラ畑から種が飛んできたか、鳥が糞と共に落として行ったかわかりませんが、全くの自然の現象と共に、小生の家の庭にあちらこちらに生えているアスパラ君達です。
毎年毎年、この時期になると、決まってこうして自然に生長してきて、我が家の食卓を楽しませてくれるのです。
当然、肥料も、農薬も、ましてや、水やりや草とりなども一切しません。
自然に種がどこかから飛んできて、根が生え、こうして生長し、それを頂く。
これぞまさに「共存の実相」です!
残念ながら、我が家のアスパラ畑は、今年の作業小屋新築の為につぶしてしまい、他のところに植え替えたばかりですので、栽培しているアスパラは食べられないのですが、こうして、自然のアスパラたちのおかげで、今年も楽しくアスパラが食べられそうです(笑)
こうした事からも、実は米でも野菜でもそうですが、人間が全く手を加えなくても、立派に生長するんですよね。
ただ、これでは、生業としての食生産には至らないので、「栽培」をして、ある程度の収穫量を確保しなければならないと言うのが、【農業】なんです。
ただ、自然栽培や天然農法をやるに当たり、この自然に生えてくる野菜や米の生きざまをよ~~く観察する事は大変重要ですし、またここから大きな学びを得なくてはなりません。
どういった条件の場所、土、周りに生えている草などを観察し、この条件を出来る限り近い形で田畑に再現する事で、いい作物を栽培する事に繋がるからです。
自然栽培の背骨は「自然尊重・自然規範・自然順応」にあり!
やはり、自然が一番の先生であることは言うまでもありません。