【 百姓は未来へ種をまけ!】※長文ですが大事なことが書いてあります。読んでください。

【 百姓は未来へ種をまけ!】※長文ですが大事なことが書いてあります。読んでください。

全国のフレンドの皆様、超こんばんは!
農内変換・愛とパワーを与える百姓、中川吉右衛門です。

卒業文集を覚えていますか。

僕も色々と覚えているんですが、こんなにも愛と光と勇気をもらった卒業文集はありません。

全文をここに載せます。
長いですが、是非読んでみてください。

以下原文ママ

「お米を作る楽しさ」
私がこの6年間で一番心に残ったことは、五年生の時に行った「米づくり」のことです。元々、米づくりなど興味はあったのですが、まさか学校の授業内で、できるとは思っていなかったのでやると決まった時はすごく嬉しかったです。
私は米づくりの中でも「お米プロジェクト」という学年を代表してお米を作るチームに入って、その中でもリーダーをやっていました。メンバーの〇〇さん、〇〇さん、〇〇さん。そして二組の〇〇さん、〇〇さん。そして三組の〇〇さん、〇〇さん、〇〇さんの9人でした。

毎日、休み時間の二十分休みや昼休みをけずり、3階から4階まで上がって水やりに行っていました。最初は「面倒くさいなぁ。」なんて思ってしまってましたが、毎日やっていくうちに私の日課となってきていました。夏なんかは暑かったですが、カエルやオタマジャクシを触ったりするのも楽しかったし、水をあげるのがすごく楽しくなっていました。

そしてお米ができた時はすごく胸がじいんと熱くなりました。ですがざんねんながらスズメにお米を食べられてしまい、少ししか無くなってしまった時はすごくくやしかったです。

でもそのお米を使ってポン菓子を作り食べた時はすごく嬉しい気持ちになりました。

私はこの学習を通じて食に気を使うようになりました。
なので今も給食委員に入って色々と勉強しています。

これからも色々な食を勉強し大人になった時に何かに役に立てばいいなぁ。」と思っています。
そして世界中の人に私達の食べ物を知ってもらいたいです。

〜〜ここまで〜〜

〇〇の部分は個人名の為、伏せさせていただきました。

僕は感激で胸が熱くなった。
そして鼻の奥がツーンとなった。
そして目からが、熱い熱い何かが出てきた。

これは、僕たち高畠青年部が1年前に行った、東京の押上小学校の5年生と一緒に行った、屋上米づくりプロジェクトの模様です。

苗を山形で作り、それを東京の小学校に送り、屋上に簡易的な田んぼを作り、田植えをし、水やり、草の管理、そして稲刈りまで。

僕も忙しい時期でしたが、 3度東京に足を運び、そこで稲の管理や授業としての稲作や農家のことをお話ししてきました。

確かにいい取り組みでした。

でもね。

小学校6年間の思い出となれば、とにかくいろいろなことがあるはずです。その中で卒業文集となれば、いろんなたのしい行事の中から、一つを選び、それを書くわけですよね。

なので、言うなれば、人生でたった一度しかない6年間の中のNo.1を選んで書くわけです。

その中で、この米づくりが一番心に残ったと、書いてくれている生徒がいる。。。。。

百姓として、こんなに胸が熱くなることがあるかい!?
こんなにやってよかったと思うことがあるかい!?

都会のガキンチョは、下手すりゃスーパーの裏で野菜作っていると思っている子もいるんです。

お米、野菜はコンビニスーパーで買うもので、そのほかのことは何も気にならないんです。

土を触れば汚れるから怒られたりするんです。

泥んこになると洗濯が大変だからって叱られたりするんですよ。

そんな都会の小学生がですよ。

6年間のうち最も心に残ったのは、僕らと一緒に取り組んだ、屋上米づくりだって言うんですよ。

5年生の授業だったので、1学年ですが、その中でもたったひとえりでも、こんなに感じてくれた子がいる。

最後の一文を読んでみてください。

「世界中の人に私達の食べ物を知ってほしいです。」

・・・・

これは、お米のことです。
私達の食べ物=主食=お米のことを言っているんです!

それだけで僕は、農の未来に種を蒔いたと心から言える。

この子が、これから中学生になり、高校・大学そして社会人になっていく。

その過程で、人生も価値観も色々と変わることでしょう。

なので、この子が百姓になるかどうかはわからない。

しかし、11歳の時の潜在意識に、これだけ深く「農」と「食」のことが刻み込まれたのです。

この子の後の人生に、何かしらのフックをつけたことは間違いない。

僕ら自然栽培の百姓は田畑には肥料はやりません。

その代わり。

僕たちは、人に、未来に肥料をまく。

そして種を蒔き続ける。

その種がすくすく育ち、その肥料が健やかな成長を促す。

その時に、僕たちはどうなっていればいいのか。

お日様のように暖かく見守る大きな存在になってればいい。

それが、僕の考える「農FUTURE!」です。

4月23日(土)

東京・早稲田大学の教会で、第五回農FUTURE!を開催します。

今回は、近い未来。
お日様のような存在になっていく農家たちを、皆様の前に、そのステージに上がる覚悟を促しました。

そのプレゼンテーションが、メインです。

是非、聞きに来てください。
そして、僕たちと共に、次のステージに向かって、共に歩んでいきましょう。

僕たちは、太陽になります。

だから、嘘のない、お天道様が燦々と降る王道のど真ん中を堂々と歩んでいきます。

それが、未来を照らして行く最短の距離ですから。

一緒に、清々しい人生を歩きましょう。

早稲田の教会でお待ちしております。

皆様、百姓が播く種は大地だけでじゃない!!の素敵な夜を!

▼第五回 農FUTURE!〜Move to the next stage~▼
http://www.kokuchpro.com/event/noufuture5/

【必見!!】選抜総選挙でています!
百姓で、1位センターとります!
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※画像は、彼らが5年生の時に一緒に撮った写真。
みよ!この笑顔!

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