【 吠えさせて頂きます！】※またまた長文です。でも3分で読めます♪

全国のフレンドの皆さま、超こんにちは！
農内変換・愛とパワーを与える百姓、中川吉右衛門です。

これは無農薬・無化学肥料で作られたお米です！

として販売しているお米。

それ、本当に無農薬米なんでしょうか？

今朝の新聞に、こんなとんでもない記事が載っていました。

【「無農薬米」偽装し販売】
不正競合防止法違反の疑いで経営者を逮捕！

この米業者は、普通の慣行栽培のお米（もちろん農薬も肥料も使います）を県内の農家から買い付け、それを農薬・化学肥料不使用の自社ブランドの袋に詰め替え、それを関連会社の検査機関で検査させ、検査証明を発行。

2014年10月～2015年4月頃までの間に、関東・関西の米穀取扱業者数社に、計11万5590キロを販売し、不正表示による価格改定で、約1000万ほどの利益を上げたというものです。

まぁ、簡単に言うと偽装・詐称販売です。

これ、とんでもないことですよね。

嘘ついて、無農薬・無化学肥料だから、一般の玄米より高く売りますって売っているんですから。

この業者の社長ははもちろん犯罪者ですから、悪いに決まってます。

悪です。

でも、この事件から見えてくる事、学ぶことは、もっともっとありますよ。

この社長がわるい！悪だ！と断罪するだけでは、そこで思考停止です。

なぜ、こんな事をしたのか？
なぜ、こんな事ができたのか？
なぜ、こんな事がまかり通ったのか？

です。

なぜこんな事したのか？

⇒高く売れるからに決まってます。

なぜこんな事ができたのか？

⇒誰かの為とか、食べる人の為とか、どうでもいい。
愛よりも真よりも誠よりも、金が儲かるからです。
安く買って高く売る。もっともシンプルなお金儲けのシステムで、自分の会社だけが儲かればいい。

ここまでは、大体こんなもんですよね、きっと。

最後の、なぜこんな事がまかり通ったのか？

それは、この社長だけが悪としたのでは、こう言った偽装・詐称の問題は無くなりませんね。

それは、そう言った物を嬉々として、何の疑いもなく求める我々の方にも問題があるってことです。

無農薬って言ってるから、多少高くても買うんですよね？

あの店においてあるから、多少高くても買うんですよね？

だって、袋に無農薬って書いてあるじゃん！って。

それで、見えもしない、わかりもしない「安心」を買ってるんですよね？

「安全」を買ってるんじゃないんですよ。

「安心をお金で買っている」わけです。

安心と安全は似て非なるものです。

全く違う。

ここは超絶大事なことですから、強烈にインプットしてください。

だから、無農薬って言っておけば売れるんでしょ♪

って、考えになる人がいても一向におかしくない。

そこがこうした偽装・詐称がおこる、大元の部分ですよ。

きっと、この無農薬米じゃない無農薬米を買って食べた人は、

「やっぱり無農薬のごはんはおいしいわ～～」って食べていた
と思うんですよ。

間違いなく。

それで身体は不健康になるのか？といえば、そんなことは全くなく、むしろ無農薬のお米を食べたと同じで健康になったと思います。

われわれの生命の力というのはそう言うものです。

だから、とどのつまり、どんな心で食べているのか？
が問われるわけです。

どこで食べているのか？

それが一番重要なんですよ。

頭で食べていると、何処かの誰かにしかけられた考え、見た目、思考で、自分の脳味噌がこすられまくって、こうした偽証・詐称にすぐに引っ掛かるってことです。

心と身体と魂で食べている人は、違いますよ。

きっとこの偽装無農薬米をたべたら、

「ん？？これ本当に無農薬無化学肥料のお米なの？」って感じると思います。

だって、そこに愛はないので。

僕はスピ系でもなんでもないですが、こういった部分と言うのは、考えることでもなく、理解する事でもなく、ただただ感じるものであると思います。

それは第6感とかそんな大層なもんじゃない。

我々人間がもともと持っていた、能力です。

食べものがより自然な物であるか、そうでないものか、五感で感じる能力がもともと僕達にはある。

それが、脳味噌で考えたり、理屈を色々こねくり回して見たりして、誰かがこう言っていたとか、あの先生がこういっていたとか、そんな「理屈」で、自分の生命を生かし、繋ぐ、食べもの命さえ、他の人に委ねてしまっているから、自分にもともとある生命の力がどんどん衰えて、簡単に騙されるんですよ。

自分ですよ。自分。

自分的にどうなのか？！

これが一番の指針じゃなければ、いったい今の現代で、何食べたらいいんですか？
毒ばっかりじゃないですか(笑)

無農薬だから美味いとか、無いですよ。

自然栽培だからと言って美味いと言う事も絶対にないです。

それは一人一人の百姓の作物に対する関わり方と、その百姓の心によってきまるんです。

それを、心で感じながら食べることに最大の喜びがあるのであって、決して無農薬だからとか、有機だからとか、自然栽培だからとか、それでうまい！なんてそんなの誤差ですよ。誤差！

そういう、なんちゃって健康志向のecoブームとか、自然ブームみたいな風潮と社会が、この新聞記事のような偽装・詐称の悪人を生み出すんですよ。

だから、僕はずっと言い続けていますが、そういう肩書きとか文言とかキャッチコピーとか、知識だけとか、理屈とか、頭で食べものとか農とか食とかを考えているうちは、自然とか自然栽培とか、そう言う本質が解ってないんですよ。

全く分かってない。

無肥料・無農薬でつくったから自然栽培の百姓じゃないんですよ。

それはただの農法の1種類であって、本質はそこでは無い。

あらゆるものへ、また、生きとし生きるすべてのものへの愛を持ち、生かし生かされる愛情ベースの生き様が無いと、自然栽培の百姓ではないんです。

儲かるからと無肥料無農薬栽培する人もいます。

そんなひとはだいたい1年2年やって、また元に戻る。

なんでかわかります？

解ってないからですよ。なにも。

儲かるからだけでは続けていけないからです。
そう言った人の作物はいくら無肥料無農薬栽培でも、やっぱりたいして美味しくない。

本質がわかってないので。

だから僕は、言いたい。

大事なのは何か？をもっともっと考えて頂きたいのです。

一番大事なのは、自分です。
自分の魂ですよ。

自分の魂が動くような生きざまで栽培している農家から直接買えばいい。

そして食べて感じることです。

そのとき、頭では無く、心が、魂がよろこんだのなら、それが最高の食じゃないですか。

そう言う農家が、自然栽培やっている人に多いと言うだけの話だと僕は思っています。

だから、自然栽培だから美味いのではなく、それを実践し愛の生きざまで栽培しているから美味いと言う事の方がきっと大きいはずです。

そこをよーーく考えて頂きたいと思います。

僕のお米は高いです。
普通のお米の3倍はします。
日本人すべての食を賄えるぐらいの量もありません。

だから、万人に受け入れられる事は無いと思います。

でも、今僕が言ったようなことが本当にわかり、心で食べてくれる方がいて、僕の心と繋がる感覚が味わいになってくれる人が食べてくれればいいのです。

それが、本来の食べる喜びになり、感謝と愛と喜びの食は、どんな食でも一番の健康食になる！

その結果、笑顔が溢れるのであれば、それが僕の最高の喜びです。

皆様、あなたの生き方の指針は、科学的にですか？医学的にですか？社会的ですか？それとも俺的に！ですか？の素敵な1日を！

＝＝★お知らせ★＝＝
9月14日より27年産中川吉右衛門米の、年間・半年・3か月の定期便予約受け付けを開始します！
FBページ、FB・メールマガジン・ブログ等で、告知いたします。
おたのしみに！！
また、業務用の卸販売もご相談ください。
ありがとうござます！
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