【 あなたの知らない世界 】

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全国のフレンドの皆さま、超おはうようございます!
農内変換・愛とパワーを与える百姓、中川吉右衛門です。

この時期がやってまいりました!!

連日の草取りday。

黙々と草を取るのですが、これがまたいろんな意味で、キクんですよ。

こういう淡々とした単純作業が、農の基本。

体力と忍耐力が何より大切です。

こういう作業で、イヤフォンして音楽などを聞きながら作業している方がいますが、僕は出来ないし、やらない。

だって、田んぼの声が聞こえないでしょ♪

草取りをしてると、いろんな発見があり、また、その草や土の状態、水の温度、稲の状態、その匂いなどなど、見る事・感じる事・考える事・聞く事・匂いを嗅ぐ事、とにかく感覚で感じる事が沢山ある。

僕はその感じることをなにより大切にしています。

で、草取り中にいろいろ考えるのですが、この草取り。

作業は単純。
稲以外の草を取ると言うだけなんですが、やったことが無い人は出来ないと思います。

畑の草取りや草むしりとは全く違う。

田の草取りは本当に簡単で難しいのです。

僕の4分の1も出来ないと思いますね。

これは、たくさんの素人の方が僕の田に来て草取りをしてきたのを見てきたからわかる事実。

そのぐらい出来ない。
初めは。

でも本気で3日もやれば出来るようになります。

そこでいつも頭に浮かぶのが、師匠の所で見た秋田の「草取りおばさん」の姿です。

師匠の所は秋田県大潟村。

ここには田んぼの草取りのプロフェッショナルがいるのです。

それが、この村の近隣から集められた草取りプロ集団「草取りおばさん」です。

大潟村というのは、とにかく個人の農家の耕作面積がアホみたいに広い。

最低田んぼで15町歩(東京ドームは4.7町歩)、全ての規模が違います。

日本の有機栽培のお米の約3割を、この村だけで作っているんです。

これ、凄くないですか?

そして我が師匠も自然栽培をこの村でやっているわけですが、その面積21町歩!!!

まさに個人経営の自然栽培で東洋一です。

そしてこの時期、この草取りのプロ集団は、引く手あまた!!

有機栽培農家も、もちろん師匠の田んぼにも、まいにち10~20人単位でこのプロ達が手配されます。

その草取りのスピードといい、クオリティーといい、なにより淡々と丸1日田に入って草取りが出来る体力と忍耐力、精神力。

これがずば抜けている。

なぜか?

それはもちろん経験もありますが、やっぱり昔の日本人だからです。

骨も気力も違う。

このプロたちは60歳の若手から最高齢82歳の方もいました。

主には70代だったと思います。

じつはこの草取りおばさん達が、日本の未来を握るカギなんですよ。

この方々が、あの村で草取りをしているから、安定した食生産と農業経営が成り立ち、そしてそれが市場に出回り、皆様の口に届くわけです。

ということは、この草取りおばさんが、自然栽培や有機農業を支えているといっても過言ではないのです。

ここで、まもなく間違いなく直面する問題があります。

それは、この草取りおばさん達の高齢化です。

あと5~10年以内にあのプロ集団の半分以上は引退するでしょう。間違いなく。

その後を引きついてやる次世代の草取りおばさんなんて居ないのです。

別に家業でもないし、始まりは「手間取り」。
ようは「アルバイト」ですから、後継者を作るなんて考えがある訳が無い。

しかも、それをアルバイトでやろうとする人なんて、現代にはほとんどいません。

あの年代の人だからこそ、出来ているんです。

今でさえ、この草取りプロ集団の数は足りないのです。

それがますます減っていくのはもう確実なんですよ。

農家自体も高齢化。
草取りプロ集団も高齢化。

さぁ、どうなりますか?

想像力と言うのはこういうところを考えることです。

いわずもがな!

やめますよ。

農家はやめないかもしれませんが、こだわりの栽培はやめて、大規模慣行栽培になりますよ。

現実の農業の世界では、ほとんどのベクトルがこの方向です。

当たり前ですよね。

やる人がいなければ、そうならざるを得ない。

いま、SNSで繋がったりしている人は、現実味が無いかもしれませんね。

類友で繋がっているんだから。

自分の周り、自分の知りえる情報、それらは似たり寄ったりでしょ。

自然派の食や農や医療やエネルギーの情報ばかりを目にするはずですし、それを求めているんだからそればっかり目と頭に入ってくる。

そんなところは、

とてもとてもとてもとてもとてもとてもとてもとてもとてもとてもとてもとてもとてもとてもとてもとてもとてもとてもとてもとてもとてもとてもとてもとてもとてもとてもとてもとてもとてもとてもとてもとてもとてもとてもとてもとても!!!!

狭い世界なんですよ。

自然栽培の農作物は全体の0.01%以下!

有機農産物だって全体のわずか0.18%なんですよ。

そんあアホな!?とおもいますか?

統計を調べて見れば良い。

すぐに調べられますから。
(自然栽培の統計はありません。統計がとれないぐらい少数ということです)

それで、今は自然栽培をはじめとする身体にも環境にもいい農業が流行っているとか、これからどんどん増えていくとか、勝手に思っているかもしれませんが・・・・・

「そんなに世の中進んでねーよ。」

むしろ、大規模慣行栽培になるほうが、リアルですよ。

よっぽど早いスピードで進んでますよ。

これがリアルです。

だから僕は、この草取りおばさんプロ集団を、どうにかこうにか組織化し、きちんとしたビジネスで、全国規模でたちあげれば良いと本気で考えている。

なんにせよ除草剤を使わない農法であれば、草とどうやって向きあうか?というのが、もっとも大きな労力を使う。

それを軽減、または、クリアする事が出来れば、農家だって考えが変わる。

新しい百姓だってリアルにバックアップできる。
そうなれば、増やしていく事にもつながる。

その為には、やっぱり本気の仲間がいるんですよ。

そしてその仲間と、一つのリアルな実績と事例を作りたい。

これは大規模でなくても良い。

そこで僕は限界集落に目をつけている。

限界集落。

ここをまずは手始めに落とす!!

そんな本気の仲間がほしくて、僕Fan土 earth JAPANを始めたんです。

一緒に、本気で自分の人生、生きてみませんか?

批判・否定・非難・反対運動・〇〇悪・・・・・

もういいでしょ。

それ、ゾンビしか産み出さないよ。

概念に縛りつけ、思考停止させ。

で、身動きとれない人を量産するだけです。

ゾンビじゃねーーー!!自分の人生をいきるんだ!!と言う方。

サポートメンバーでお待ちしております。

皆様、ただの草取りおばさんが、日本を変換するんだ!の素敵な1日を!

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