【僕が豆腐を作った理由】※長文です。

【僕が豆腐を作った理由】※長文です。が、たのしく大豆と豆腐の知識が学べます。

こんにちは。天然農法中川吉右衛門です。
今回は、「豆腐」についてお伝えしていこうと思います。
そして、僕が豆腐を作った理由と、それを読んで気になったのであれば、ぜひ、このお豆腐を買って食べていただきたいと思います。
少し長くなりますので、電車での移動中や、”豆”知識を学ぶような感覚でリラックスして読んでみてください。

●豆腐の歴史

日本人のソウルフードの一つといっても過言ではない豆腐ですが、皆様はどのぐらい豆腐について知っているでしょうか。

現在、豆腐を食べる地域は、中国から朝鮮半島、日本、さらに東南アジア、そして世界各国まで広がっています。
日本と中国はともに「豆腐」と書き、朝鮮半島では「トブ」、ミャンマーでは「トーフー」、ジャワ島でも「トーフ」というように、多少のなまりはあっても、ほぼ共通した呼び名が使われています。

豆腐のルーツが中国であるのは一般的ですが、いつごろ、どこで誰が発案したのかについては、実のところわかっていません。

いつどこで生まれたのか?明確なことはわかってないんですよね。
中国の歴史書を調べてみても、2000年ほど前のこの記述が豆腐なのではないか?とか。
いや、その頃にはまだ中国大陸に大豆がなかったとか。

つまりはテレビでよく見る

※諸説あります

と言うことです。

が、豆腐ができた経緯を想像すると、滋養に富む大豆をどのようにして食べるかを模索した結果、豆乳という形態が一番消化がよいことを経験から知っていき、これに塩味を加えて調味して豆腐の原形が生まれたのではないか?
と想像できます。

どんな加工食でもそうですが、古代から今に伝わる食の始まりは、こうした曖昧さと共に、それをその時その時を生きる人間が手を加えて進化させてきたものが、現代にまで残っていて、そしてそれが「健康にいい食べ物」や「体に良いもの」として伝えられていると言うことがわかりますね。

つまりこれが、「食とは保守と革新である」ことの証明だと僕は考えています。

●大豆食べないですよね?

そんな日本人のソウルフードの一つである豆腐ですが、豆腐は食べるけど、その大元の大豆は食べないって人。
多くないですか?
大豆が好き!と言う人よりも大豆の加工品が大好き!と言う人の方が圧倒的に多いと感じています。

なので、僕が大豆を栽培し、乾燥大豆をそのまま販売しても、そんなに売れるわけではありません。

そもそも現代の多くの方は乾燥大豆のお料理の仕方も知らない人が多いです。
なので、大豆は加工するに限る。
と言うのが、僕の考えになりました。

大豆からできるものは全部、偉大な食べ物ばかりです。

味噌・お醤油・納豆・豆腐。
まだまだありますが、もうこれだけで、日本人の食の根幹をなす食べ物であることがわかりますよね。

なので、豆が大好き!と言う方ももちろんいるとは思いますが、大豆は加工して食べる方が、我々日本人にとても馴染みがありますし、また、大豆のもつ栄養の他に大豆自身がもともと持っている人間には害のある毒素も一緒に持っているので、加工して食べると言うのは、とても理にかなっています。
そうした理由から、大豆はできるだけ加工して皆様へお届けした方が親切だ!と考えるようになりました。

●至高の豆腐を目指す

となると、王道の納豆と豆腐に目が行くのは当然の流れです。
僕の至高の納豆はもう4年前から作って皆様にお届けしており、その味わいは食べていただいた皆様からの反応によって、良い納豆をお届けできていると自負しています。

ですが、豆腐はなかなか手を出せずにいました。
それはナマモノだからです。

しかし、現代の配送会社のシステムといい、冷蔵技術といい、包装パック詰の技術にしかり。
それを日本全国までお届けするにあたり、全く支障がない素晴らしい時代に生きていること。
このメリットを活かさない手はないと思い、ようやく!
豆腐を作る決意をしました。

そして、大豆加工食品には、舌の肥えた山形県内陸部の方々が唸る地元の名店。「の川や」

この豆腐店に僕の大豆を100%委託し、豆腐を作ってもらいました。

ここは、昔ながらの大釜炊きの手作り豆腐をずっと作っているお店。

手間が機械だけでやる大量生産の豆腐とは格段にかかります。
大豆と豆腐の全てを最大化したいと言う愛情が、この、わざわざ手間のかかる昔ながらのやり方をする理由になっています。
だから、僕は前評判でこの豆腐屋さんに決めたわけではなく、その愛情と食を作る職人としての在り方に惚れて、ここに決めました。
こう言うところに、僕の大豆は預けたいじゃないですか。
僕だって、大豆になるまで全力で愛情を注いできたのですから。

先日、サンプルに豆腐を作ってもらい、食べてみましたが、予想通りというか、予想をはるかに超えて、美味しい豆腐が僕の前に現れました。
強烈に美味しかったです。
これは皆様へ自信を持ってお届けできると確信しました。

●吉豆腐スペック

僕の栽培する大豆は全て!
完全無施肥・農薬不使用の自然栽培の大豆です。
タネはもちろん自家採種。
在来種をメインに7種類の大豆を栽培しています。

その中でも特に大豆自体が持つ旨味・甘み・香り・大きさ・コクのトータルバランスが段違いの「秘伝豆」を100%しようし、この豆腐にしております。

100%自然栽培の秘伝豆のお豆腐です。

使う材料はこの秘伝豆とにがりこれだけです。

● 豆腐の味わいに感動

僕が目指す「美味しい」の基準があります。

その中の、大きな割合を占める基準と指標の一つに

「おじいちゃん・おばあちゃん・子供」が美味しい!と食べるものは、美味しい。
というのがあります。

それはつまり、昔ながらの食を知っている先輩たちと、味覚も思考もクリアで純度が高い子供。
この二つの層から美味しい!と喜ばれたら、その食べ物は美味しいという意味です。

先日、このどちらからも美味しいと言われ、さらなる確信を深めております。

●この豆腐で変えたいこと

僕の豆腐をぜひ食べてみてください。
豆腐と大豆と大豆加工食品に対する見方が変わると思っています。

その見方が変わることがとても重要です。
そして、僕のこの豆腐は高いです。

しかし、その意味を。
しっかり感じることができるものであると思っています。
味わいにしかり値段にしかり。

これを感じたら、なぜ?他の豆腐はこんなに安く作れるのか?という知的な疑問が湧きます。
そうなったら調べてください。

そこが「食=生命」に関心を持つ第一歩です。

僕のお届けする、豆腐や納豆やお米や野菜で、こうした人を増やしていきたいですし、絶対増えていくと思っています。

そういう人がたくさん増えていく先に、何をみているのか?

食から世の中を変えていくことです。

その第一歩は、こうした生命と愛情に溢れた食を食べること。
そこから僕の挑戦は始まっているのです。

ぜひ!
愛する人たちと一緒に、この豆腐を食べてみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

中川吉右衛門

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どちらもクール便にてお送りいたします。
全国平均で900円程度です。

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