熱には熱で応えます

【 熱には熱で応えます 】※長文ですが、大事なことを書いています♪

全国のフレンドの皆様、超こんにちは!
愛とパワーを与える百姓、中川吉右衛門です。
「吉右衛門さんの所で、研修させてもらっていいですか!?」

我が家に研修生がやってきました。

僕のメインの栽培作物は「お米」だというのに、その方はなんと、

「玉ねぎ栽培の研修お願いします。」

と、来た。

嬉しいですよ。

お米じゃなくても、僕の野菜を感じてくれて、こうしてきてくれるのは。

しかも!
さらに嬉しいことが、もう一つあるんです。

実はこの方。
プロの農家なのです。

プロにこうして言われるって、めちゃくちゃ嬉しいですよ。

わかりますよね?この感覚。
プロの書家が素人に

「字がうまいですね」

と言われるのと、

同じ書家として生きている人に言われるのでは、
これ、全然違いますよね。

めっちゃ嬉しいじゃないですか。

嬉しいですけど、僕は、こんなピンポイントの研修生を受け入れているわけではないんです。

要するに、こんなイレギュラーな研修は誰でもいいわけではないんですね。

では、なぜ。

この方の、こんな「玉ねぎ栽培」というピンポイントの研修を受け入れたのか?

といえば、

「彼女の情熱に惚れたから」

です。

この方の家は、大規模経営農家。

田んぼは20町分。(東京ドームは4.7町歩)
その他、畜産もやっており、牛を飼っている。
畑も大きくやっており、家族総出で農業経営をしています。

当然、慣行栽培です。
しかし彼女は、食と身体について、自分でいろいろと勉強したり、研究したり、知識を得ていくうちに、

どーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーしても!

自分で、自然栽培の作物を作ってみたくなったんです。

というか、自然栽培をやりたくなったわけです。

しかし、現実問題。
今の経営を自然栽培にすることなど不可能だし、そもそも、家族に自然栽培を理解してもらうのは、とてつもなく高いハードルであることは、十二分に分かっている。

しかも、彼女は「嫁」である。

立場上、とてもじゃないが、それを家族の中で推し進めていくことなど不可能に近い。

まだ、手も目も離せない小さなお子さんが3人。
子育てし、家事をし、農業をし。

さらに、美味しくて、安心で安全な調味料使ったお料理を自分の子供に食べさせたくて、調味料を自分で作っていたところ、「6次産業化」を勧められ、今ではドレッシングや辛子みそなど、数種類の加工品を全て手仕事で作り、地元の産直センターや、友人・知人などに販売もしている。

今の生活サイクルでは、時間的余裕も、心の余裕も、無いに等しい。

にもかかわらず!!!

「やりたい」

のです。

これまでも、何度もうちに来て、話を聞いたり、畑を見に来たり。

それ以外でも、メッセージで畑の相談や作物の状況など、いろいろとアドバイスしたり、励ましたり、喝を入れたり。

彼女がくじけそうになったことも多々あります。

「中川さん。祖父と栽培について意見が食い違い揉めました。
どうしても堆肥を入れろと言われます。あまり家庭の調和を乱すことはやめようと思います。」

と。

それは、イコール、自分のやりたくてやりたくてたまらない自然栽培の畑をやめることを意味します。

その時僕は、

「戦ってください」

と言いました。

ここからは一歩も譲れない。
何が何でも私のこの畑だけは守る!
そして私は自然栽培をやります!
という強い意志と志と情熱。

これでしか、やりたい気持ちは示めせません。

これは確かに、一時的に揉め事を起こすかもしれません。

でも、そこで自分が我慢すれば得られる家庭の平安・調和なんて、それこそ、うんこ喰らえです。

もし、ここでやめたら、彼女の中に間違いなくしこりが残ります。

それが、ずっとずっと後まで消えません。

しかも大きくなり続けます。

だったら、今!

やるなら「今」しか無いんですよ。
だからこれは、祖父との戦いでは無いんですね。

自分との戦いです。

楽な方に行くなら、すぐにできます。

嫁だからという理由であきらめればいいだけですから。

でも、ほんっっっっっっとうに、それでいいのか?

それで、自分は愉しいのか?
自分は幸せなのか?

自然栽培の畑と言っても本当に自分用の小さい畑です。

それをやりながらも、今まで通り、家の農業もやるし、子育てもやるし、家事もやる。

これが、自分の人生の責任を取りに行くということです。

志は上げたら、絶対に下げてはいけないんですよ。

それをやってくださいと言いました。

もちろん、ここまで言うからには、僕も責任を取りに行っています。

だから、何かあったら、超絶応援しますからと。

そんなことを乗り越えて、彼女は我が家に研修生の申し込みを県してきたんです。

どうですか。

この根性。
この情熱。

彼女の名は江本 牧子。→ Facebook
通称マッキーさん♪

当然、愛情ベースで応えます。

中川吉右衛門、熱には熱で全力で応えます。

マッキーさん。やってやりましょう!

現行の農家が、自然栽培をやるにあたっての一番の壁は、これなんです。

家族の理解と協力。

これがなければ、絶対にできないんです。

多くの人がここでぶつかってやめている、または諦めている現状を僕はたくさん知っています。

でも、やりたい!と思ったその時が全てです。

そう思ったら、何が何でもやってください。

わがままに、とことんわがままにやっていいです。

誰に理解してもらおうなんて思わなくていいです。

誰に何と言われようが、家族に理解されなくてもいいです。

全てはあなたの情熱と行動。それしかありません。

それを畑で思いっきり見せつけてください。
その頑張り。

絶対に見ていますよ。

家族も周りの人も必ず見ています。

やりたいことをキラキラしながら、めっちゃ頑張っているあなたの姿。

それを見て、誰が文句言えますか?!

それが全てです。

そして、そこで出来た野菜、食べてもらいましょうよ。

そしたらさ。

誰でもわかるから。

間違いなく。

その、生命・魂・情熱・想い。
全ての総量が詰まった最高にエネルギーの高い野菜。

食べたら、涙出るでしょ。
食べた人の生命に響くでしょ。
細胞が震え上がるでしょ。

だからね。

思いっきりやってください。

大丈夫です。

誰が見ていなくても、誰が理解してくれなくても。

中川吉右衛門は見ています。

そして、なんかあったら・・・・

「俺んちこいよ」

いつでもいいからさ♪

皆様、どれだけ反対されようが、文句を言われようが、結果出せば済むことです。 そして、結果は想いの総量だ!!の素敵な夜を!

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