愛のジビエを産み出す現場の景色
全国のフレンドの皆様、超こんにちは。
愛とパワーを与える百姓、中川吉右衛門です。
今週末は、
代々木でカレー&トーク→新潟県南魚沼で農FUTURE!ディナー&トーク。
そして、日曜日の今日は、なんと!!
長野で、『狩り』です♫
ハンター界の「もののけ姫」こと、
向井 美菜ちゃんの所属する猟友会の山狩りに、特別に参加させていただきました。
アウトプットはめっちゃあるので、別の機会に記事にしようと思いますが、とにかく!!今日の山狩りの感激と、愉しさを伝えるべく、アップします♫
まず、
山最高。
ほんと最高。
超絶最高。
僕は今回、山の中には入り、獣を追い立てて、待ち構えるハンターのところに誘導する『勢子』というのをやらせてもらったんです。
これがまずね。いいんですよ笑
険しく激しい山の中をのぼり下り。
音を立てながら、動き回るわけです。
これがめっちゃ愉しい。
ただそれだけで、愉しい笑
冬の身体になっていた、僕の身体に、いきなりトップギアでスイッチが入りました!
そして、残雪残る山の中。
その春の息吹がもう直ぐ聞こえる山の聖なるエネルギー。
これを身体中に浴びながら、取り込みながら、急斜面を登ったり降ったりするのです。
全身使って。
最高ですよこれは♫
そして、ただ歩き回るだけじゃない。
獣がいるかいないか。
それに気を張りながら。
常に周りと谷方向をみつつ、神経をはりつめる。
見つけたら、すぐに無線でハンター達に知らせなければならない。
10人ひとチームほどで、動いているので、常に無線の会話にも気を巡らす。
自分の場所ではないところでも、そう言った情報が常に逐一入ってくる。
「鹿発見。2.3.4頭。西側の斜面降ってったぞ」
などと無線がなる。
いきなり、緊張が走る。
どこだ?どこだ?
一緒にいる大先輩は、銃を構え始める。
「こっち側にもくる可能性あるな。
よし。ここに居ろ。木の陰に隠れとけ」
言われる通りに、木の陰に隠れて、全感覚を集中させる。
どこだ?どこだ?
どっからくる?
突然!雷鳴のごとく!
打ち上げ花火のような、爆発音が深い山間に響き渡る。
一発
二発
三発!
ゴゴゴゴゴぉおおおお……
「ぉおおおお、撃った!どこかで誰かが撃った!!」
即座に無線がはいる。
「撃ったな。どこだ?誰撃った?」
「とめたか?」
など、情報収集が始まる。
僕の場所では全く見えなかったが、間違いなく、ウチのチームだ。
「とめたとめた!」
「ぶたか、鹿か?」
「いや、はんどめだ。」
「赤あるのか?どっち行った」
など、猟師特有の言葉が飛び交う。
この緊張感。
このスリリング。
いやーこりゃたまるか!!
というわけで、猟友会でも年に何回かしかやらない大人数での山狩りは、全てにおいて刺激的かつ大胆かつ繊細かつスリリング!
で、愉しすぎました。
結果、90キロ越えのイノシシ2頭と、メス鹿1匹を仕留め、すぐに内臓処理。
山から運び出して、解体。
という、プロたちによる見事な連携プレイで、生命への感謝と尊敬を、ジビエとして、また新たな生命の血肉となる食べ物に生まれ変わらせていました。
素晴らしい!!
これぞ、死と生です。
今日の報酬は、この仕留めたばかりの猪肉と鹿肉!
ものすごい大量のジビエをいただきました笑
さて!
これをどうやって持って帰り、どうやって食べようか?
まずは、萬五郎でジビエパーリーだな笑
こんなに貴重な体験と体感をさせてくれた、ミナさん。
ありがとう!!
このお礼は、萬五郎でお返しします♫
バッチリ企画しますから♫
いやー、、、
山最高!!
ciao♫
【山神様にも愛される中川吉右衛門のお米』
http://kichiemon14th.main.jp/kichiemon/wp/fan/?cat=6