僕がお田植え祭をやる理由

【 僕がお田植え祭をやる理由 】

全国のフレンドの皆様、超こんにちは!
愛とパワーを与える百姓若旦那、中川吉右衛門です。

そうだ!「お田植え祭」をやろう!

そう思い立ったのは、ちょうど1年前の今頃の話です。

思い立ったが吉日。

お田植え祭なんて今からやるのはかなり時間的に厳しい日取りでしたが、とにかくやってみようと。

誰も来なくても、僕とコマちゃんでやってみて、

「いい!!!」

となれば、来年は本格的にやろうと思っておりました。

しかし、声をかけて、蓋を開けてみれば、あれよあれよという間に20人ほどの方が遠くは関東から新潟から参加してくれて、プレお田植え祭が、めっちゃいい形になったのです。

感激しましたね〜。

その時、僕は確信したんです。

これは

「大きなエンターテイメントになる」

と。

お田植え祭とは、神事です。

カミと田と稲と人がつながる神事。

それは全国でも少なからずやっているところはあります。
画像を検索すればたくさん出てきますから。

あと、よく見るのは、田植え体験ですね。
農家の田んぼに田植えを体験しに行く。

僕は、お田植えといっても、これらをやるつもりは一切ありませんでした。

これらは、もうどこでもやっていることで、小学校などとも連携して田んぼ体験をしたり、地域で農業を盛り上げようとしている方が、人を呼んでやっていたりと、全国各地でやっていることだからです。

それはそれで、とてもいい取り組みだと思います。

でも、これをやったからといって、結果、農の本質的な魅力、農の本質的な大切さ、農の仕来り。

食とは田んぼであり、畑であり、つまり僕たちは、田んぼと畑である。

全ての生命が天然自然の中で複雑に絡み合い、それでいて一つの鎖の輪っかのように、一つも途切れることなく繋がっているこの現象。

こういったものまでは伝わりきらないと、痛感しているからです。

これが伝わらないと、僕の目指す、

「日本の農と食を盛大に繁盛させる」ために「人生を最大限に愉しむ」

には繋がらないんですね。

実際、僕は2年目3年目と、田作りを、地元の高校生や音楽仲間と共にやってきましたし、小学校でもやっていましたが、やっぱりそこまでは伝わりきらなかった。

それはその当時の僕の実力不足でしたし、思考レベルがまだまだ低かったからに他なりません。

なので、僕は毎日のように考えていました。

田んぼを最高の舞台にして、最高の遊び場にするにはどうすればいいのか?
と。

これが伝われば、

田んぼに入ること=ステージに上がること。

そこでの振る舞い=俳優や女優のさながら、美しく、カッコイイもの。

役者も、オーディエンスも、圧巻され、愉しく、称賛と憧れと笑顔が溢れるもの。

これは一体なんだ?

と考えました。

それはまさに

「エンターテイメント」

の世界観です。

そうだ!田んぼをエンターテイメントにしよう!

これが、お田植え祭をやろうと思った経緯でした。

でも、具体的にどうすればいいのか、が、イマイチぼんやりとしてわかりません。

でも、こういう時にやっぱり仲間ですよね。

仲間に畑で民謡ライブをやりながら除草している男がいました。

テンペ田中くんです。

これだ!と思いましたね。

早速民謡と田植えのコラボを実現させるため、段取りしました。

それが、去年のプレお田植え祭です。

これが予想以上に愉しいものでした。

しかし、まだまだエンターテイメントと呼べるまでには至りません。

そこでまたひたすら考えます。

すると出会うんですよね。そういうものに。

これまた何かの拍子に、黒澤明監督の話になり、むか〜〜しみた、「七人の侍」を思い出し、DVDをレンタルしてみてみました。

あの映画は僕から言わせれば、

「最高で究極の食育映画」

です。

ぜひ、食育しているお母さんやそれに関わっている方は見たほうがいいです。その本質をよ〜〜〜く見て下さい。

そんな想いで、さすが世界の黒澤と呼ばれるだけのことはあると、身震いしながら映画を見ていた、そのラストシーン。

全身、雷に打たれたかのような、衝撃が走りました。

最後は百姓たちのエネルギー溢れる、生き生きとした「田植え」のシーンで終わる。

その瞬間、

「これだこれだこれだこれだ!!!!!!」

と。

これを現代にガチンコで再現してやろう!と。

おそらく、これは世界で初の挑戦になります。

そして、この呼びかけに、何と遠くは滋賀、奈良。
関東、東北、北陸から60名近い方々が集まり、これを自発的にやりたいと、めっちゃ愉しんでいる。

冬には山形で1回、東京で1回、練習もし、今は、それぞれ、衣装から交通手段から仕事や用事を調整し、全部段取りして、山形にやってくる。

しかも、参加費を払ってですよ。ただではないんです。お田植えに参加するには。

どうですか。

一般の感覚からすれば、なんでやねん!

ですよね。

田んぼに田植えをしに行くのに(これは農家を手伝ってやっている的な気持ちでしょう)お金を払うなんて・・・
なぜ?

ですよ。

でも、こう言う意識をひっくり返さなければ、本来の農を取り戻すことも、食やその他のあらゆる生命、それを営む自然に対し、本当の意味で感謝の思いを持つ、愛情ベースの生き様などは、心底感じられないのではないでしょうか。

そして!

このお田植え祭を通じて、僕が伝えたいことは、

「農の愉しさと美しさと本質的な魅力」

の新たな切り口からの伝達です。

そして、田んぼに入ることが、農をやることが、魅力あるものになったり、愉しいことになったり、憧れの対象になったりすることです。

言うならば、田畑は舞台。百姓はスターです。

そういう「何か」を生み出していかなければ、農の世界に新たな風は吹かないと、僕は思っている。

だからこそ、田んぼで、畑で、大人が思いっきり遊ぶのです。

目をキラキラさせながら。
光り輝く大人を子どもに魅せるんですよ。

子供はね。
どう頑張っても大人にはなれないんです。

でもね。
大人は違います。

トキメクだけで、ワクワクするだけで、煌くだけで!

子どもになれるんですよ。

そうやって、大人が光り輝く舞台が、田畑だったら。

農家っていいな!たのしそうだな!俺も、私もやってみたいな!

と、思うんじゃないでしょうか。

だから僕も、この参加してくれるみなさんも、こうしてわざわざ面倒なこと、お金がかかること、そんなことをやっている。

そしてそれを自分に対しての負荷として最大限にたのしんでいる。

これが人生の幅を広げ、自分の人生を愉しむことです。

だから、僕は、このお田植え祭をやります。
来年も再来年もずっとやり続けます。

場所は毎年変えて。

お田植えエンターテイメント集団として、地方巡業ですよ♪

そして、地域にも農の魅力を再確認してもらう。

だからね、世界で初めての試みは、煩悩を最大限に上げていくのです。

ど素人の集団なのにも関わらず、

「世界の黒澤をみんなで超える!」お田植え祭なのです。

ただのお田植え祭じゃダメなんです。

世界の黒澤を超えるじゃないとね。

長くなりましたが、まとめると・・・・・

「人生を愉しもう それには誰の許可も必要ない」

皆様、お田植えも、農も食も、すべては人生を愉しむためにある。それが未来に繋がっていくだけだ!!の素敵な1日を!

▼世界の黒澤をみんなで超えるお田植え祭▼

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