そういうことなら言わせていただこう
全国のフレンドの皆様、超おはようございます。
愛とパワーを与える百姓若旦那、中川吉右衛門です。
「どうしてこう自然栽培だとか自然何とかの農家って勉強不足なんでしょうか?まじ迷惑です。もっと勉強してからモノを言いましょう」
これは、先日僕が投稿した記事に対して、数件、メッセージしてくださった方のご意見です。
▼過去記事はこちら▼
僕は基本的に、周りに何言われても全く気にしません。
だから本来、どーーーーーーーーーーーーーでもいいのですが、
「自然栽培とか自然何とかの農家」
という枠組みで言われたら、
ちょっと待て。
と。
それは、僕の師匠も含まれる。
僕の尊敬する自然栽培等の百姓も含まれる。
僕の大好きな大切な仲間も含まれる。
そういうことなら言わせていただこう。
「勉強したからって何?」
先日、書いた記事の真っ赤っかの田んぼ。
あれは、一般的な勉強で得られる知識・理屈としてはこうです。
「地下水に溶け込んでいた鉄イオンが酸素と結びついて酸化鉄になるため。また、土壌が酸素不足で、還元態の鉄(2価鉄)が多く含まれており、それが代掻きなどにより酸素と結びついて酸化鉄となるため。肥料や農薬が原因ではない」
要するに、錆びて赤くなっているので赤く水が濁っているのであって、肥料や農薬や藻などが原因ではない。ということです。
「で!・・・・なに?」
こんなこと、自然栽培の百姓が知らないとでも思っているのか?って。
だからそれ、誰がどのようにしてそれだけが原因だと決めたんですか?って。
どっかの偉い(肩書き)を持つ研究者とか農学博士だとか、そういう方がそうだと言えば、そうなんですか?って。
僕があの記事で書いていること。
そして今、自然栽培や自然農などの農法に取組んでいる先輩方やその百姓たちは、その知識を当然全部持っている。
でも、あえてその知識を全て疑って疑って、捨ててきたからこそ、見えている世界があるんです。
それを批判者というのは、簡単に「勉強不足」や「非科学的」や「スピ系」と、レッテルを貼ってくるんですね。
「Non Credo」
これは、食養生で、マクロビオティックの提唱者である桜沢如一氏の言葉です。
僕は、マクロビでもなんでもないですが、この一言に全てが詰まっていると思っている。
意味は、
「盲信するな。自分で考えろ。」
所詮人間の科学で証明できていることだけが正しいと思いますか。
だとしたら、なぜ?
農薬に「嫌な感じ」を抱くのですか。
薬に抵抗を感じるのですか。
薬害の裁判、訴訟、がたくさんあるのですか。
医療は年々進歩しても次々と新たな難病・奇病が生まれているのですか。
添加物も安全ですか。
遺伝子組み換えも全く問題ないですか。
ワクチンも安全で万能ですか。
挙げればきりがないんですよ。
そんなもん。
誰かがこれは安全ですって、言って信じたことが、全くそうじゃなかったなんてコントのような話は、掃いて捨てるほどある。
それで、後々騒いでみたって、後の祭りですよ。
それを何も考えず
「そうか。国が、役所が、会社が、企業が、医者が、農協が、言っているからいいんだべ」
で、それを受け入れ、選んだのは自分なんですよ。
あなたなのです。
僕の田んぼのある場所というのは大昔から、「かなけ」と言われて、鉄分が多く含まれる土壌です。
だから、こうした赤潮のような真っ赤なものは多くの田んぼに発生する。
僕の田んぼも例外なくそういう田んぼが2枚ほどありました。
でも、僕はその2枚をみてはいない。
なぜだと思いますか。
これは僕が就農する前に、慣行栽培で僕の田んぼを護ってくれていた地元の農家の先輩に聞いたからです。
その方が、1年目の僕の田んぼに今時期やってきてこう言ったのです。
「この田はなぁ、よぐ真っ赤になるんだよな〜。あとはアオミドロ。これがいっぺ発生するから、これが厄介でなぁ。だってんだ。(うざいんだ)」
と。
しかし、その現象は、1年目からほとんど起きなくなった。
すると、またその先輩農家が田んぼに来て、
「なんだべなぁ、お前んとこ、ちっとも赤くなったりカッパ草(アオミドロの方言)湧かねぇな。不思議なもんだ。やっぱり何も入れてねーがらか?」
と、不思議がっていたんです。
これをどう説明するのでしょうね。
その自慢げな「勉強して得た知識」で。
先輩百姓がやっていた田んぼと、僕の田んぼは同じ場所の田んぼですよ。
じゃあ、僕と先輩百姓の何が違うんですかって。
考えましょう。
何が違うのかって。
どっかの誰かに擦られた思考では無理なんですよ。
自然栽培や天然農法、要するに自然というものにきちんと向き合うには。
自然界では、すべての生き物が「自己責任」で生きている。
自分の生き様は全て自分が責任を取って生きているんです。
誰かに擦られることなんてないし、誰かのせいにも一切しません。
今、こうしてネットが発達して、情報が誰でも簡単に手に入れられるようになった。
その一方で、その情報の真偽も、確かさも、
確認することなく、盲信したり、
伝達していくことも多くなっている。
情報の精度が極端に低くなっているのです。
こんな時代だからこそ!!
「Non Credo」
感性を研ぎ澄まし、情報も然り、栽培も然り、感度を高めていき、その確認、検証は自分が自分の責任のもとやっていくことが、自然界の自己責任に通じる生き方ではないかと、僕は思います。
そして、その感度と答えは、全て自分の生命が知っているしわかっていると、言っているのです。
だからね。言っているじゃないですか。
「中川吉右衛門の田んぼに来なよ」
と。
納得できなこと、わからないことがあれば、来ればいい。
議論がしたいなら、付き合いますよ。何十時間でも。
いつでもウェルカムです。
逃げも隠れもしません。だって、
「明日世界が終わるとしても、僕は田んぼにいる」
皆様、自然栽培やっている百姓ほど、ロマンチストでリアリストはいない!!の素敵な1日を♪
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