【自然栽培の極意!!教えます♪】

【自然栽培の極意!!教えます♪】

全国のフレンドの皆さま、超こんにちは!
農内変換・愛とパワーを与える百姓、中川吉右衛門です。

自然栽培の極意を今日は教えちゃいます!

僕は主に米農家ですから、水稲編です。

自然栽培の稲作の極意。

この答えはもうわかっているんです。実は。

それを今日はお伝えしようと思います。

画像をご覧ください。

なんか不思議な感じがするでしょ。

向かって左側の稲姿と、右側の稲姿。

もう、一目見て違いがわかりますよね。

背丈と言い、分けつの具合と言い、全く違うでしょ。

しかもこれは全く同じ田んぼで育ち、まさに隣の列の稲どうしです。

では、問題です。

これ、どちらが先に田に放たれたと思いますか?

一見すると、左!と言いたいところでしょうが、クイズ的にも、この記事的にももうわかりますよね。

そうなんです。

右が6月8日。
左がその4日後の12日。

左の方が遅いんです。

なのにこれだけの違いが出る。

じゃあ、何がここまで違うのか?ってことですよね。

この違いが、自然栽培稲作の極意です。

これは、苗の違いです。

右の稲は、苗箱で育ち、マットにして田植え機で植えられた苗。

左は、今年、僕の苗代に直播。

そこから生まれた、稲の生命をもっとも活かす5.5葉~6葉ぐらいで一本手植えした苗。

田植え後、約20日が過ぎましたが、ここまで差が出ます。

もう、ここまで稲が生長してると、草も除草機も怖くありません。

もう全く違う。

この生き様こそ、稲の生命力が爆発してる状態です。

もちろん種も大事ですよ。

自家採種は大前提でそこから先のお話ですからね。

というわけで、答えは、苗にあり!と言う事です。

百姓のことわざで「苗半作」と言う言葉がありますが、これは作物の良し悪しは苗の良し悪しで半分決まる!と言う意味です。

しかし、自然栽培に関しては、「苗8作」と言っても過言ではない。

むしろ、苗が全てじゃないかな。

いかにして丈夫で、健全で、健やかで、生命力にあふれた苗を田に放つ事が出来るか??

これが8割です。

昔の稲作がどうして大した肥料もやらず、農薬もないのに栽培出来たのかといえば、人海戦術で、稲本来の生命力を最大限に引き出す移植栽培をしていたからなんです。

だから、自然栽培でお米を作りたい!と言う人は、自家用であれば、1反分か2反分もあれば1年間自分の家で食べるぐらいのお米は作れますから、苗を苗代で直播し、大きく育った苗を手で植えて、除草機を2.3回押せば、十分成功します。

しかし、百姓として生業にするにはこの面積では暮らしていけませんので、現実的では無い。

なので、いかにして苗を本来の稲の生き様でそだて、それを田に放せるように機械化するか?

です。

解決策は2つ。

たんぼ人口密度をジャンジャンあげて、昔ながらの稲作を大人数でやる!

それもすべて結で!

これも難易度が高いですねーー。

本気の人が100人ぐらい必要です。

あとはやっぱりポット栽培でしょう。

これはかなり可能性が高いですが、初期投資が結構かかりますし、機械が重いというデメリットがあります。

田んぼの状態にもよりますが。

僕の辺りの田んぼでは、なかなか厳しいですね。

それでもいろいろポットの機械はあるので、これから探しまくろうと思っております。

ですので、ポットの田植え機や播種機、等の情報があったら、なんでも教えてください!

というわけで、自然栽培の稲作の極意は、「苗を健全に大きく育てろ!」と言う事ですね♪

画像見れば、一目瞭然でしょ♪

それにしても、いい苗姿だな~~!!!

でも、究極に僕が目指すところはまた全然違っている。

そこにたどり着くまでは、すべてがネタ!

それが百姓愉しむって事です♪

皆様、最終的に僕の目指す究極の稲作は、自然栽培の不耕起・直播!
そこを目指すから百姓は最高に愉しいんだ!の素敵な一日を!

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