☆THE・おいたま盆地シリーズ☆
☆THE・おいたま盆地シリーズ☆
米どころおきたま。
それは高い山々に4方を囲まれた、肥沃な土と美しい水が作り出した、東洋のアルカディア。
そう称したのは、イギリスの女性旅行家で、紀行作家のイザベラ・バードだ。
150年前。
このおいたまの地を訪ねたイザベラは、その美しさに魅了されたと言う。
僕はそれを誇りに思うと同時に、申し訳ない気持ちも沸き起こる。
今のおいたまを見て、イザベラは東洋のアルカディアというぐらい、心を打たれるだろうか。
イザベラの見た美しさはまだ残っているだろうか。
と。
しかし、あいもかわらず、この夕暮れの美しさは、イザベラが見た美しさを留めているのではないか。
そう思うほど、毎日この山々と大空の美しさに、心救われるのです。